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[ 2024/04/20 07:22 | ]
本日のビラ
7月13日発行のビラの内容です。教育を破壊する民主党、みんなの党をゆるさないぞ。

就職留年7万9000人、大卒予定7人に1人!?

文科省SOS 運営費交付金など削減なら

「阪大・九大消滅も」!?



もう黙っちゃいられない!



7・15大学奪還行動に起とう!!


7・15「大学奪還学生行動」に参加しよう!
 
 京大生の皆さん、大学に満足してますか? 
 必修科目の一般教養、落とすわけにはいかない語学、欠席は年に三回まで、単位のための試験・レポート… カリキュラムに組み込まれれば組み込まれるほど、内容が空洞化する授業。
 
 加えて授業料は値上げ、休学の条件は厳しくなり、履修二重登録は禁止…と知らない間に色々と決まっている。最近では法経本館地下のピロティ入り口にカードキーが設置され、法学部生以外は入ることすらできなくなってしまいました。学生の決定権が当局によって奪われている。これでどうして楽しい大学ライフがおくれようか。


新自由主義大学を吹き飛ばせ!
 
 いま大学がドンドン金儲けの道具になろうとしています。例えば、みんなの党のマニフェストによれば、「具体的には東大民営化などを象徴事例とする。民営化することで、市場のニーズにあった大学を作る」「これ(現状)では、実務家が大学教育を行えない。大学は、最高のサービス産業であるという認識が必要だ」と述べています。
 
 また、民主党菅内閣は、6月に「財政運営戦略」を閣議決定しましたが、それを試算すると「国立大学法人運営費交付金」の削減額は約927億円(7月8日産経新聞)だというのです。この7年間の削減額830億円ですら大変な事態だというのにそれを遙かに上回る。これは学費でまかなうなら一人あたり23万円の学費増額です。研究経費なら32%減。さらに特定大学の交付停止で対応すれば「大阪大学と九州大学の2大学を消滅させるか、地方大学や小規模大学27大学をなくさざるを得ない規模」だそうです。
 
 また、就職留年は7万9000人、大卒予定7人に1人(読売7月6日)にまでのぼり、超高額な学費を巻き上げられるのに、職が見つかるまでは卒業もできない。卒業者を含めると11万人が就職浪人。卒業予定者57万人に対して5人に1人が就職できていない計算に。どれだけの学生の未来が奪われているのか。

  「国家の危機」が叫ばれ、教育がとことん営利化される。その「危機」はそもそも誰が作ったのかは問題にならず損失は社会化されているが、他方、法人税の減税などあらゆる手段を使って企業は優遇され、利益は私物化されている。いったい何十兆円の金が金融市場につぎ込まれてきたのか。こんな連中の「ニーズ」に応える「サービス産業」になることが教育の役割なのか!?
 

今こそ学生は政治を取り戻そう!


 7月11日は参院選の選挙でした。総務省によれば、選挙とは「私たちの代表を選び、私たちの意見を政治に反映させる」「国民が政治に参加し、主権者としてその意思を政治に反映させることのできる最も重要かつ基本的な機会」と言われている。

 しかし、どうでしょうか? 昨年8・30衆院選で自民党政権が倒され、民主党政権が新たに発足しましたが、私たちの意志は反映されたでしょうか? 事実は明確です。普天間問題で明らかなように、私たちの意志は裏切られました。その中で、沖縄の10万人にも迫る県民大会、普天間包囲行動で鳩山政権はうち倒されました。この行動にも多くの学生が参加しています。いまや、一票などという枠を取っ払って、自らが政治を奪還していく以外に、この社会はよくならないと言うことが明確になりました。
 
 参院選でも結局、民主も、自民も、みんなの党も勝たなかった「こんな連中の誰にも権力を渡すことなんてできない」というのが学生、労働者の声です。時代は、学生が政治を直接にとり戻すことをこそ求めています。
 

大学から社会を変えよう! 大学を学生の手に奪還しよう!


 京都大学をはじめとした全ての大学を、未来の代表者である学生の手に奪還したい。それこそが、学生自治の復権であり、時代が私たちに求める要請です。
 
 そこで、私たちは学生自治の復権に向けて2つの具体的方針を提起します。
 
 一つは対当局行動。大学当局はあらゆる事を通して学生から決定権を奪い、「決定権は大学にある」といながら、大学と教育を私物化しようとしています。これに対し、ストライキをやりたい、総長団交をやりたいという声が挙がっています。ならば、それをやりましょう。これまで述べてきた新自由主義大学の現実は、この京都大学で起きていると同時に、あらゆる大学で起きています。京大から学生自治を復権し、全国の学生を牽引していくことも展望していきたい。
 
 もう一つは自治講座。問題は、学問の担い手である学生の能動性、積極性、主体性が発揮されるかどうかです。自分で創ってこそ大学は面白い。出欠を取り、単位をぶら下げないと学生を集められない授業の支配をうち破り、学生の積極的行動によってのみ成立する学問をうち立てたい。
 これら行動を通してこそ、学生は奪われてきた決定権を奪い返し、あるいは新たに取得し、学生自治をうち立てる主体へと飛躍することができます。
 
 私たちは7月15日、大学奪還学生行動を正式に旗揚げしたいと思います。「大学を、教育を、自らの手に取り戻して、面白くする」このことに興味を持つ全ての学友に、共に大学奪還行動に参加しようと呼びかけます!
 

ビラのダウンロードはこちら
 

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[ 2010/07/13 19:10 | Comments(0) | TrackBack() | お知らせ ]

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