
さよなら御用学者!10・1反原発熊取現地行動の
報告映像です

~集会・デモ編~
~ごまかし編~
~開き直り編~
~弾劾編~
~反省会編~
URL
http://www.youtube.com/watch?v=FDDGhfZUrCw
http://www.youtube.com/watch?v=MKhJCKc5nKc
http://www.youtube.com/watch?v=1TbZqkVJt-o
http://www.youtube.com/watch?v=7eLc5MaptqM
http://www.youtube.com/watch?v=KF85n-202oE
10・1行動で確認された基調を紹介します。
皆さん今日は結集お疲れ様です。
3月11日の原発事故以来、あらゆる犠牲を労働者人民に負わせて、事態が進行してきました。それでもどうしようもなくなって、さらに人民につけを回そうとしています。
さて、本日は京大原子炉実験所の「アトムサイエンスフェア」というのがあり、3・11の事故以来はじめての一般公開です。小出さんや今仲さんといったまじめな研究者が事故後一躍有名になった京大原子炉実験所ですが、一般公開で何をやるのかと思っていましたら、よりにもよって悪名高い御用学者、放射線医学総合研究所の島田義也氏をよんで講演会をするという愚挙をしようというのです。これは、この期に及んで京都大学が原発推進の姿勢をはっきりさせたということです。
島田義也氏について、皆さんはもうご存知かもしれませんが、「10万マイクロシーベルト=100mSvまで大丈夫だ。」「子供は30mSvまでは大丈夫だ」ということを主張している人です。そして、「日本人全員が10万マイクロシーベルトを被ばくした場合、がん死亡率が現在の30%から30.5%に増加するだけ」だと言って、「放射能はたいしたことはない」ということを言おうとしている人です。しかし、その彼自身が言っている中身で実は放射能の恐怖を認めています。日本人の年間のがんでの死亡者数はおよそ31万人。これが0.5%増加するとなると、1550人の増加ということですが、もし、毎年1550人、政府・電力会社のまき散らした放射能により殺され続けるという事態になるとしたら大問題です。全然少なくなんかない。さらにあえて「10万マイクロシーベルト」なんて言い方をしていますが、普通は100mSvと言います。ここにも意図を感じます。
こうして、放射能の危険性を小さく表現して、「たいしたことはない」と言っている御用学者は島田義也氏だけでありません。いろいろなところで御用学者が登場して、放射能は安全だと触れまわっている。その筆頭が長崎大学の山下俊一教授です。福島県知事の要請で、放射線健康リスク管理アドバイザーとして現地の被ばく医療に従事しているといっていますが、言っているのは「ニコニコしている人には放射能はこない」「(チェルノブイリ)現地の人は汚染されたキノコや野菜を食べ続け、体内にセシウム137を500~5万ベクレルくらい持っている。 しかし、何ら疾患が増えたという事実は確認されていない」「放射能は全く大丈夫」ということです。
この山下俊一が福島県立医科大学副学長を兼任して、「200万人の福島県民すべてが被験者です。科学界に記録を打ち立てる大事業になるでしょう」などと言っています。この彼が放射線医療に貢献したとして「朝日がん大賞」を受賞したりと、もうあらゆるところで御用学者がもてはやされている。放射能の影響をできるだけ小さく見せようとし政府・東電の責任逃れ、原発の再推進の先棒を担いでいる。
このような現実から、大学や学問が今どうなっているのかが、はっきりとしました。つまり、お金持ちたちが原発でお金儲けするためのイデオローグが大学を利用してつくられてきたってことです。原発安全神話はまさに大学という権威によって裏付けられてきたものだったのです。その中で原発が推進され、危険だという声を振り切ってやってきた結果、ついに3月11日の事故に行きついた。
04年国立大学法人化以降、国家からの予算がどんどん削られて、大学の自治が揺らいできました。企業からお金がどんどん入るようになり、その資金に依存するから企業の意向を無視しては研究ができない。その中で企業の意思を体現する研究がどんどん進められている。こうした関係の中で、御用学者が登場してきています。
東京電力から東京大学へ5億円の寄付がなされていると言われています。この間の当局への申し入れでは京都大学には年間5600万円あまりが関西電力から出されていることも明らかになりました。その費用で共同研究や・委託研究がおこなわれている。そして、京大を牛耳る経営協議会には元関電社長の藤洋作が入っています。彼は美浜原発で配管が破裂して、5人の労働者が無くなるという重大事故を引き起こした経営責任をとらされて辞任した人ですが、その彼が京都大学の経営協議会に入っている。また、京大が加盟する関経連の会長にも関電会長の森洋介が就いています。ここ京大原子炉実験所では、小出さん今仲さんといったまじめな研究者が昇進差別を受けていまだに助教=助手です。そして、この期に及んでこのような原発擁護のためのイベントを開催する。これが現代の京大の姿です。
これは大学の自治の問題です。大学に資本が入り込んできて、資本の意思と大学自治の意思がせめぎ合う中で、学生自治会、教授会、職組といったあらゆる自治組織が解体・無力化させられてきたという問題があります。その過程で、大学自治の権力が弱まり、資本の意思が介在した研究が幅を利かせてきました。
だから、私たち京大生が自分たち自身の問題として、こうして声を発することは決定的に重要です。私たちは、当局に今日のイベントの中止を求める申し入れを行い、そして本日の現地行動を企画しました。京大の構成員として、勝手なことはさせない。これは本質的には京大としての意思決定を我々にもさせろと、学内で奪われてきた自治権力を奪い返す闘いなわけです。
今、世界中で、そしてここ日本でも、反原発の運動が高揚しています。3・11の事故を受けて、ドイツでは25万人のデモ。国内でも1万人以上の規模で繰り返しデモが行われ、先日9月19日には東京明治公園で6万人の集会・デモが打ち抜かれました。歴史は確実に動いています。そして、本当に原発を止めていくためには、この結集を力に変えていかなければいけません。それには集まるだけでなく、その人たちが現場で権力を取っていくということが重要です。私たちは、京大生として、京大の勝手な振る舞いは許さない、人民にさらに負担を押し付け、金儲けの手伝いをするなんてことさせないという決意で、今日の集会を闘いぬいていきたいと思います。
野田政権は先日行われた国連の首脳会合で日本の原発の安全性を最大に高めていくと表明しました。 今後、「原発の安全性を高めたら稼動してもいいんだ」という議論に絶対になっていく。具体的にはストレステストなどでしょう。そこにおける安全性の論議でまた御用学者の出番となるでしょう。金儲けのために安全を犠牲にする今の体制で、安全な原発など作りえません。原発安全神話の再来を阻止すべく、御用学者のいい加減な言動を許さない、御用学者はもういらないということを示していきましょう。本日1日頑張っていきましょう。ありがとうございました。
「科学者は感情的になってはいけない」「科学に100%はないので、島田さんの話が完全に誤っているわけではない」福島の子どもの4割が鼻血や倦怠感など、放射線被曝に特有の症状が表れている中で、ナに観念的な話をしているのかって言う話です。あなたたちに人の命を思う心はないのか!
「講演会には一般人しか入れない。デモをやって講演会を混乱に陥らせる可能性がある人は入場禁止」
反対意見を持っている人たちだって一般人のはずです。反対意見を持っている人が入れないような講演ならはじめからやる必要なんかないはずです。
弾劾したい部分は探せばまだまだありますが、もっとも注視すべき点は、今回の講演会をめぐる大学当局の策動は明確な自治破壊であったということです。自治とは学問を抑圧する存在に対して闘うことを意味しますが、法人化以降ますます資本と一体化して行く大学が、体裁に構わず、マネー・研究ポストのために、利用できるものは利用しつくす、その態度を明確に示したということです。例えデマを流す御用学者であっても利用し、利用される関係をつくるわけです。そして、それに反対する勢力は警察を使ってでも排除する、そういう方向に京大も転換してきているのです。
島田義也が所属する放医研は政府の原発安全キャンペーンを行うスピーカー団体です。野田政権による大学の位置付けも注視する必要があります。
けれど、人間の力をなめてもらっちゃ困ります。9月19日の東京反原発6万人デモを筆頭に、世の中は連日デモの嵐です。デマ宣伝・暴力では解決できない所まで、時代は進んできています。社会を本当に変えたいと願う人民と、政府・資本との力関係が転換し始めているのです。
今回の行動により、大学当局が学生のために、社会のために行動していない一端が暴かれています。
全学生の主体的な議論・行動で、腐敗した大学の決定をストップさせ、大学の決定権をどんどん奪い返していきましょう。
その中でこそ、学生自治会は復権できると思います。
それぞれが大学の自治破壊についてクラスで討論して、10.17の京大集会にぜひ参加しよう!子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの人の講演と、この間の自治運動の総括があります。詳しい内容、場所と日時は決まり次第報告します。
この集会をやりぬいて次は10.21福島現地行動です!福島で原発安全キャンペーンを行っている御用学者にすっかり恥をかかせて、福島から、ひいてはあらゆる大学から追い出しましょう!
そして何より11月6日は東京日比谷で反原発・反失業の労働者総決起集会があります。
大学自治を担う学生の隊列で参加しよう!社会を変える力をこの手に!!
原発事故を受けての一般公開だし、今まで窓際だった原発反対派の学者に脚光が集まっているんだから、今年は小出裕章助教あたりが講演会をやるのかな、などと期待していましたが、京大当局は見事にそれを裏切ってくれました。
今年の講演者は「放射線医学総合研究所」の研究者・島田義也という人です。この人物は、「10万マイクロシーベルトまでなら浴びても大丈夫」「ガンになるリスクは放射線より煙草のほうが大きい」「原発事故後でも福島の子どものガン発生率は400人に一人程度」等々の発言を事故直後から繰り返し、「放射能は安全」というメッセージを発し続けてきた人物です。(10万マイクロシーベルト=100ミリシーベルトは従来基準の100倍、小児ガンの罹患率は通常1万人に一人。)
その主張は「放射能はニコニコしている人にはよってこない」発言で有名な山下俊一・福島県立医大副学長(長崎大学教授、福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)とほとんど同じです。「原発安全」の神話が壊れるや否や「放射能は安全」の神話を造り上げ、「だから大したことない」と言って、国と東京電力の責任をごまかしていく、筋金入りの御用学者が、山下俊一であり、島田義也です。
年に一回の一般公開の日に、原発反対派を相変わらず無視して、推進派の御用学者を呼んでくる。京都大学は、夏の節電デマキャンペーンに引き続き、ここでも原発推進の姿勢を示しています。
しかも、今回は原発労働者の殺人的被曝、子どもも含めた地域住民全体への被曝が大問題となり、国や東電にその責任を全て取らせないといけないということが全社会的な問題になっているときに、あえて「放射能は大したことない」ということを喧伝する。
実際に、そうした御用学者の主張を根拠にして、全国の各自治体の公営住宅に入居している被災地の人たちが「安全だから、来年3月で出て行け」と恫喝をうけています。市の財政、原発で成り立つ経済、そういうものに人間が犠牲にされることそのものを合理化するために、山下や島田が全国各地でデマ宣伝を繰り返しています。
こんなことは学生として、絶対に許すことはできません。ということで、10月1日の「アトムサイエンスフェア-島田義也講演」に対する抗議行動が予定されていますので、これを徹底的にやって行きたいと思います。皆さんの参加をこころから呼びかけます。
☆「さよなら御用学者! 10・1反原発熊取現地行動」要綱
日時:10月1日(土) 午前11時から
場所:大阪府熊取町・長池公園グランド
11:30~京大原子炉実験所へ向けてデモ
12:15~京大原子炉実験所に対する申し入れ行動
13:00~14:00:「島田義也講演会」
15:00~総括会(泉佐野市生涯学習センター)
主催:10・1行動実行委員会
7・15大学奪還行動 大成功!
電力不足デマを粉砕!
エアコン温度設定権を奪還!
●7・15申し入れ行動で
エアコン28℃設定を粉砕したぞ!
みなさん!7月15日の昼休み、私たちは大学当局に対して、
「1.エアコンの設定温度の制限を撤廃せよ。2.現在展開されている節電キャンペーンの具体的根拠を明示せよ。3.京都大学は関西経済連合会(関経連)を脱退せよ。4.京都大学として国立大学法人化にに反対せよ。5.関西電力株式会社から京都大学にいくら資金が流入しているかを公開せよ。」の5項目を申し入れ、エアコンの28℃設定と、労働者の健康を犯して現場でおこなわれている節電に対して、直ちに撤回させることを約束させました! 当局が握っていたエアコンの温度設定権を、学生の力で奪い返した大勝利です!!
~昼休み・当局申し入れ行動~
松本総長がいる本部棟に着くと、ガードマン・職員が20人程ずらりと並んで行く手を阻み、「総長は居ない。どこにいるか分からない(!)」と、超不誠実な対応!平日の真昼間に総長がいない、まして「どこに居るか分からない」なんてことがあるのか?
押し問答の末、節電プログラムを理事会に提案したという施設課の大塚氏を呼び、申し入れをし、「健康被害がでているなら、エアコン温度を学生が変えれるようにする」とその場で約束させた!
15%節電キャンペーンの根拠について追及すると「具体的な根拠はない」。何の根拠も説明もなく、全く無責任に学内で節電がおこなわれていた事が明らかに!
●クラス討論で勝ち取った勝利!
みなさん!この申し入れ行動を作り出したのは、クラスでの真剣な討論です。
「全原発の即時停止・廃炉を」「国立大学法人化を撤回させよう」「学生自治会をよみがえらせよう」という私たちの訴えに対して、色んな立場の学生がクラスの中で自らの未来について真剣に発言し、生き生きとした討論が始まりました。
議論が進むにつれてハッキリしてきたことは、
大学がどうしようもなく腐っているということと、京大こそが原発推進の中軸を担っているということです。
クラスの中から「喘息が悪化する。エアコン28℃は許せない。」という、原発推進のために学生の健康や教育環境を犠牲にする当局への怒りが表明されました。この、クラス討論の中から出た学生の要求を当局に叩きつけることで、当局が握っていたエアコン温度設定権は奪還され!労働者の労働環境をまもることもできたのです!
学生同士が議論し、団結して「現状を変えろ」と当局に叩きつけることで、大学を変えることはできる!それを示したのが今回の「エアコン温度設定権」の奪還です! この規模が大きくなれば、もっと大きなことができる!社会を変える力を持つことができる! 4月開講からたった3ヶ月で、京大生は団結し始めたし、自分たちの持つ力を示すことができた!これをもっともっと拡大させよう!
~クラスから出た意見~
「被曝を強制する電力は要らない。」
「原発は絶対になくしたい」
「原発はエネルギー問題がある以上継続するべき」「どんな技術にも犠牲はつきもの。仕方ない。」
「国民の生活を人質にして原発を認めさせる社会はおかしい」「国民が『作れ』といった事なんか無いのに、原発が存在していること自体がおかしい」
「大学は腐っている」「(大学の腐敗の問題について)まったくそのとおりだ。」
「こんな時代だからこそ学生は行動するべき」
●15%節電はデマだ!
許しがたいことに、京大当局は何の根拠もなしに節電を行っていることを暴露しました! 関電の要請する15%節電に対して、政府が関西に呼びかける節電要請は10%未満。そもそも関電の言う15%節電なんてデタラメだということがハッキリしました!
何より許せないのは、京大当局は労働者や学生に何の責任も取っていないことです!節電するに当たり、なんの調査もせず関電の言うことを鵜呑みにし、節電の結果犠牲をこうむる学生や労働者の意見なんか全く聞くこともなく一方的に進めた。
京大当局がやっていることは、ただただ経営協議会・関西電力の儲けのための節電キャンペーンだ!こんな大学、学生の力で変えよう!法人化撤回のストライキをやろう!経営協議会をたたき出し、大学の決定権を学生の手に奪いかえそう!
●闘えば絶対に勝てる!
現在、全国の怒りの行動によって原発54基のうち35基が停止している。20,21日にも大飯原発・川内原発が止まり、来春には全ての原発が止まる情勢だ!私たちの行動が、実際に政府の原発政策を追い詰め、全原発の廃炉に向かって進んでいっている。闘えば絶対に勝てる!
菅の「脱原発」発言は、この闘いに追い詰められ、運動の分断を狙った許し難いペテンだ!「段階的に原発をなくしていく」と言って運動を取り込み、「即時停止・廃炉」の声をつぶし、あくまで原発を動かし続けようとしているのだ。
●8・6ヒロシマ世界大会に集まろう!
8月6日が決定的だ。菅が「脱原発」を表明してヒロシマに乗り込み、慰霊碑の前で「二度と過ちは繰り返しません」などと言って私たちを欺こうとしている。絶対に許せない。被爆者の怒りを先頭に8・6ヒロシマで菅打倒のデモをやろう!
核心は新自由主義を打ち破る学生の団結を、全国規模で再建することだ!全ての学生は9月9日~10日の全学連大会にあつまろう!
▼7月22日は、
申し入れへの回答日です!
※7月22日(金)昼休み、みんなで松本総長がいる本部棟に回答を聞きに行こう!
▼8・6 ヒロシマ世界大会
8月6日 @広島
9:00~ 原爆ドーム前で集会
12:30~ ヒロシマ大行動
(広島県立総合体育館小アリーナ)
*5日に広島現地入りします。参加希望の方はお近くの全学連まで!!
▼全学連大会
9月9日~10日
全国学生自治会の復権に向けて、全国学生が集まります!参加希望の方は、お近くの全学連まで!!
▼大学奪還行動・定例会
※毎週水曜日18時半~、吉田南食堂裏の哲・社研ボックスで定例会をしています。興味のある方はお気軽にご参加ください。
速報!
本日、12:45から京大松本総長への緊急申し入れをおこないました。
1:エアコンの設定温度の制限を撤廃せよ
2:節電の具体的根拠を明示せよ
3:関経連を脱退せよ
4:国立大学法人化に反対せよ
5:関西電力から京大にいくら資金が流入しているか公開せよ
の5項目を申し入れ。(全文は一つ前の記事を参照ください。)そして、とくに項目1に関しては、実際に健康被害が起きていることから直ちに実現せよと迫ったところ、
「教室内のエアコンの温度を学生が設定できるようにする」
「京大の全部局にも、節電より、労働者の安全、健康を優先させて室温調整するよう指導する」
との回答を得ました。関西電力の言いなりになって、松本総長以下、当局が無根拠な節電をキャンペーンし、それによって学生や労働者の生活と健康が破壊されている状況を、ほんのちょっとですが覆し、エアコン温度設定を学生が奪還しました!
なによりこれは、この間様々なクラスで討論をおこない、原発や社会と大学のあり方に関して、学生が真剣に議論してきたことの成果です。その中で、当局が聞こうともしなかった現場の実態を浮かび上がらせ、その中身で不当な規制を撤回させるに至りました。まだまだ小さいことですが、これが学生自治の力です。この間のクラス討論で意見を寄せてくれた全ての学生に感謝します!
※申し入れ行動の詳細は後ほど報告したいと思います。
この小さな勝利をより大きなものにしていきましょう。何より、節電による健康破壊については改めさせましたが、無根拠な節電キャンペーンを続けることは撤回していません。関西電力のいいなりになっていることもそのままです。本日の勝利をもっと拡大していくためには、もっと多くの学生の声と行動が必要です。ともに全学自治会、全国学生自治を復権していきましょう。
あらためて、本日(7月15日)夕方、午後6時45分から、文学部新館第一講義室にておこなわれる大学奪還学生行動に、みなさんの結集をお願いします。
11年7月15日
京都大学総長 松本紘殿
全日本学生自治会総連合
大学奪還学生行動
熊野寮反原発会議
申し入れ
以下五項目を申し入れる。
1 エアコンの設定温度の制限を撤廃せよ。
京都大学はエアコン温度の下限を28度に設定したが、この件についてクラス討論の中から、「湿気で持病の喘息が悪化し死活問題だ」「とにかく暑い。エアコンの温度を下げさせて欲しい」という学生の声が上がっている。また、この28℃設定は労働基準法違反ギリギリの温度設定であり、京大で働く労働者を劣悪な労働環境におくものでもある。
エアコンの設定によって学生に健康被害まで出ている現状を容認することはできない。京都大学はこうした状況を厳粛に受け止め、直ちにエアコンの設定温度を学生が自由に決定できるように保障せよ。
2 現在展開されている節電キャンペーンの具体的根拠を明示せよ。
現在、京都大学は関西電力株式会社の電力15%削減要請を受けて、節電キャンペーンを行っている。関西電力株式会社の電力消費15%削減要請はいかなる根拠があるのか。京都大学の節電キャンペーンによって実際に影響を受けるのは京都大学の労働者・学生である。京都大学には京都大学の労働者・学生に対する説明責任があると考える。実際に関西電力の電力供給圏で何キロワットの発電力があり、何キロワットの不足が生じる、あるいは生じないのかを明示せよ。
3 京都大学は関西経済連合会(関経連)を脱退せよ。
京都大学も加盟している関経連(会長 森詳介関電会長)が6月10日に政府に対して行った「電力需給と風評被害にかかわる緊急提言」の内容は「人民の反対で停止に追い込まれた原発を直ちに動かせ」という趣旨のもので、福島をはじめとする全国の、原発反対で闘う人民に真っ向から敵対するものである。この提言はもはや科学でもなんでもない。ひたすら金儲けのために福島をはじめとする全国の原発に反対する人民の思い・生活を踏みにじるものである。このような提言を京都大学として支持することは許されることではない。京都大学は即刻関経連を脱退せよ。
関経連とは、関西を中心とする企業がその金儲けを貫徹するための圧力団体である。このような団体に京都大学が加盟している現状は容認されるべきものではない。なぜなら大学とは本来的に金儲けのための機関ではなく、社会のあらゆる問題を解決するための研究・議論が行われる機関であるはずだからだ。企業の利益ための団体に京都大学が加盟し、行動を共にすることはあらゆる社会問題について企業の側につくことを意味する。(現にそうなっているのではないか。) 我々はこれを容認することはできない。
そもそも一昨年の関経連への加盟は京都大学の労働者・学生に何一つ説明することなく決定された。我々はこのような加盟決定プロセスと、関経連の性格は併せて京都大学の全構成員自治の原則に著しく反していると考える。よって京都大学は関経連を即刻脱退せよ。
4 京都大学として国立大学法人化に反対せよ。
国立大学法人化によって全国大学に経営協議会が設置され、国立大学運営交付金は年1%ずつ削減され、大学が企業の寄付に頼らなければ運営できない状況に貶められた。京都大学の経営協議会には関西電力相談役の藤洋作がいる。この藤洋作は04年美浜原発事故で5人の労働者を殺し、6人の労働者を大やけどさせて引責辞任しているのに、今また京大を「経営」し、労働者の待遇も決めている。また、原発事故によって企業のカネでがんじがらめになった御用学者の姿が全社会にさらけだされている。法人化によってもはや大学は学問をする場所でも真理を探究する場所でもなくなっている。このような大学の現状を認めることはできない。京都大学は国と社会に対して国立大学法人化反対の意思を明確に示せ。
5 関西電力株式会社から京都大学にいくら資金が流入しているかを公開せよ。
直接の寄付のほかに財団等を迂回しての寄付、学部、研究者への寄付も含めてどのような経路で、どこにどれだけ関西電力株式会社から資金が流れているのかを調査し、全て具体的な金額として公表せよ。
以上五項目を申し入れる。項目1は学生の健康に関わることなので直ちに回答せよ。他の項目の回答期限は7月22日とする。






