みなさんこんにちは。全学連です。
「大学に抗議の声を挙げたら退学処分になる」この稀代の学生弾圧を全国の学生の声で撤回させようという趣旨で呼びかけさせてもらっています法大処分撤回全国署名は、このたびだいたい500筆を達成しました。
そのうち京都大学では昨日までに200筆をこえる署名が集まっています。法政大学の問題は他人事ではないという声が京大生の中には一定の層として存在していることは、もはや疑いようのない事実です。
私たちはこの事実をしっかりと法政大学当局と社会にアナウンスする必要があると思い、本日昼休みに集会を開催することに決定しました。
署名にご協力いただいた皆さんも、まだ考え中の方も、興味ない方も、そもそも知らなかったという人も、こぞって本日の集会に集まってください。
「東京の大学が京都の学生の圧力に屈して学生への処分を撤回させざるを得ないところまで追い込まれた」、というような実例を作ってしまうことは、今後私たちの学生生活を風通しの良いものにするうえで大変意味あることだと考えます。
全国学生統一行動@京都大学
日時:6月30日(水)正午~午後1時まで
場所:京都大学吉田南キャンパスのグランド横に設置された処分撤回団結小屋(通称赤テント)前のT字路にて
ちなみに、
法政大学では現在、「自主法政祭」という学祭をめぐって当局が学生の活動を規制しようとしています。そこで重要なことは、大学当局が学生(この場合は企画などを出展するサークル団体など)と直接交渉し、その場で規制案を提案するのではなく、学生で構成される「学祭実行委員会」を通して、あたかも学生間の論議の中で規制が容認されたかのような体裁をとって物事が進められようとしていることです。
昨今、企業の外注化提案なども、労働組合の幹部が予め容認し、そのもとで現場労働者への転籍強要がおこなわれることがままありますが、法政大学で起こっていることはそれと同質のことです。労働契約の内容を一方的に変更する転籍強要などは不当労働行為であり立派な犯罪ですが、労働組合の幹部が容認し、組合大会などでしれっと通ったりすると、「労働者全体がその方針を容認した」という扱いになり、法をすり抜けての実質的犯罪を企業がやりたい放題できるようになります。
「現場を裏切る幹部」を要請することが、企業の利潤を確保する手段となるということですが、法政大学においては、この社会構造をなぞらえる形で学生の自主的行動である学祭企画のとりまとめ責任者を買収することがおこなわれています。
しかし、この事実は次のことも示しています。
①企業経営者および法政大学当局は、労働者や学生の団体幹部を買収することなしにはその支配力を十全には発揮し得ない。
②このような幹部が登場し、裏切りが「しれっと」行われるための条件は、労働者や学生を能動性、積極性が発揮されない状態におくことである。
以上のことから次のことが結論される。
労働者、学生が能動的、積極的に活動しうる組織とその指導者を自ら生み出したならば、現行の支配体制は成り立たない。
そして能動性と積極性とは、決定権を持ち、問題を解決する主体の中に生み出される。
ということで、私たちは大学と社会の在り様の決定権を残らず全て奪い獲りに行きたいと思います。
その上で、
本日の昼集会では、
重大発表があります。
乞う!ご期待!!