3月18日は大阪府八尾市の
八尾北・西郡決戦へ!
大結集しよう!!
さて、3・18の次の集会も宣伝しておきたいと思います。
ズバリ3・25三里塚決戦です。成田空港反対の闘争です。
国と空港会社は空港建設に反対する農民を追い出すべく、47年に亘って攻撃を仕掛けてきました。今は暫定滑走路に3つ目の誘導路を作っている所(数年前に100億円かけて第2誘導路を建設したが、使い勝手が悪いので使わなくなり、代わりに200億円かけて第3誘導路を作る。なんだそりゃ。)で、これが攻防の焦点です。
第3誘導路を作る過程で、農家の市東孝雄さんの農地を奪い取ろうと、あれこれやってきています。
最近では文書偽造もやってきています。市東孝雄さんの父である故・市東東市さんの署名を偽造し、筆跡鑑定協会会長の筆跡鑑定によってそれが偽造だと暴かれたら、今度は警察権力関係者による「偽造ではない」という鑑定結果を持ちだしてきたりと、何というか最悪です。やっていて恥ずかしくないのかと聞きたくなることばかりです。
大恐慌によって国際競争から日本帝国主義が脱落しつつある現在、国と空港会社は自らの生き残りををかけて何が何でも空港建設しなければならない。一方、農民は断固として農地死守である。両者は非和解です。
国策と対決し団結を守り勝利してきた三里塚の47年に亘る闘いは今、原発反対の闘い、外注化阻止・非正規職撤廃の闘い、住宅追い出し・更地化反対の闘いなどなどと同じ、新自由主義との闘いとなっています。資本家という社会の1%しかいない人々が、他の99%の人々に対して社会矛盾を押し付け、生き残ろうとする、そういう攻撃との闘いです。
新自由主義に対し、農地を武器にして闘う三里塚闘争に決起しよう!!
3月25日は千葉県成田市の
三里塚決戦へ!
関西の学生が週刊『三里塚』に投稿しました。以下に載せます。
週刊『三里塚』(S843号2面3)(2012/03/12)
初めて援農に入って
全学連三里塚現地行動隊 関西学生・M
初めて援農に参加しました。実家が兼業農家だったので田舎に帰ったような思いで、農業を満喫しました。
三里塚に来て初日、現地調査に参加しました。 印象的だったのは、東峰神社と岩山記念館です。東峰は平行滑走路の敷地内だったので神社は四方フェンスに 囲まれ異様な光景でした。まるで守り神のように構えるその姿に47年間の闘いの重みを感じました。岩山記念館は、三里塚闘争のシンボルだったので、鉄塔に 登ったときは「三里塚にきたんだなあ」と感慨深くなりました。
翌日は、市東さん方に行き援農。土は赤くきれいで何よりも野菜の大きさに感動しました。大根は、青首・聖護院・三浦の三種を収穫しその日のうちに出荷。 野菜に土をつけた状態で出荷するのは、今まで見たことも聞いたこともなかったので、農業の奥深さを知ったような気がしました。
その日は一日中、私服警官がついて回って、農作業をしている時も見張っていた。365日あのように権力の監視があるのかと思うと、改めて国家の非人道性・国家との非和解性を感じました。
二回目の援農は鈴木さん方。午前中は収穫、午後は黒豆を殻から取り除く作業を行いました。鈴木さん方で聞いた国家権力の話は、僕にとって権力に対して殺 意を覚えるほどのものでした。カネで人間の共同体を解体し、国策に刃向かう者は一方的な暴力をもって排除してゆく。反対派や脱落派…。そもそも「カネか、 それとも農地か」という苦渋の選択を強制したのはどこのどいつなのか!
敵がハッキリしている以上ぼくらはそいつらと闘っていくしかないのだとあらためて思いました。
また、三里塚のように階級対立がむき出しの状態でさらけだされた場所が、今の福島なのだと思いました。支配階級側は、あれだけ人間が被曝し、大量の避難 者・死者を出したにもかかわらず、何の総括、反省もせずいかに金もうけするのかしか考えていない。福島の労働者、特に農民の怒りは凄まじいと思う。人間が バラバラにされようと、怒りだけは絶対に分断できない。
3・11集会の前に三里塚に来たことは大きい意味があったと思います。今こそ、福島の怒りと三里塚の怒りが連帯する時だと思いました。みなさん、3・11集会の大きな運動の流れに続き、3・25三里塚総決起集会に集まり、三里塚の怒りと連帯しよう!
(写真は2・19PKO阻止闘争。行動隊が先頭に立った)
次に、三里塚芝山連合空港反対同盟の発する招請状を載せます。
招請状
全国の労働者、農民、闘う仲間 のみなさん。3・11東日本大震災と原発事故から一周年を前に、反対同盟は被災地の怒りと闘いに連帯する決意を新たにします。原発再稼働と沖縄・辺野古新 基地建設、TPP(環太平洋経済連携協定)強行の動きに対して、反対同盟は「国策」=空港建設絶対反対をつらぬいた46年の闘いの原点に立ち、農地死守の 決戦をもって闘う決意です。
三里塚の闘いは、体を張って市東孝雄さんの農地を守る決戦過程に突入しました。第3誘導路の完成期限まであと1年、 遅延にあえぐNAA(成田空港会社)は昼夜兼行の突貫工事を強行しています。農地をめぐる裁判は最大の山場を迎えました。反対同盟は現闘本部破壊による闘 争つぶしをうち破り、工事と日々対峙して裁判闘争を激しく闘っています。南スーダンPKO(国連平和維持活動)による成田軍事化のエスカレーションに対し て、緊急闘争を構えて成田出兵を粉砕しました。農業を営みながら農地と農民の権利を守り、「国策」=空港建設と闘い続けています。
3・11の未曾 有の事態が教えたことは、人の尊厳と命の大切さです。求められているのは、利益のみを追い求める資本の論理の全否定であり、競争原理をもってするこれまで の価値観の転換です。ところが野田内閣はこの深刻な事態を顧みることなく、政治決断で原発事故の「収束」を宣言して子どもたちに低レベル放射能の危険を強 制し、大飯原発のストレステストで再稼働を強行しようとしています。大惨事につけこんで資本が被災地を食い物にする「復興特区」の政策が、農漁民から農地 と海を奪っています。この現実に心底から怒りがこみ上げます。
そのさなかのTPP参加表明! 農業壊滅のみならず、金融、保険、医療、教育、雇用から食の安全に至る全産業分野に過激な市場原理をもちこむこの政策は、中小・零細農家切り捨ての「食と農林漁業再生実現会議」や「復興特区」、消費大増税と一体の暴挙です。
ギリシャの財政破綻に始まるユーロ解体の危機と中東における戦争切迫、米韓軍事演習による北朝鮮への戦争挑発、中国との資源争奪、──世界はかつてない危 機にあります。原発再稼働は核武装への道であり、沖縄・辺野古の新基地建設、PKO派兵と武器輸出3原則の緩和は、この世界の争いに日本が参戦することに ほかなりません。
なにが「国策」「国益」か! それらに立ち向かい打ち破る闘いこそが正義である、──そのように胸を張って言うことのできる情勢 が到来しました。いまこそ大胆に、違いをこえて連帯し、巨万の力を生み出そう! 反対同盟は、なによりも被災地・福島の人々の闘いに連帯します。その福島 から全国農民の決起を呼びかける新たな農民運動が動き出しました。国鉄解雇撤回・外注化阻止・非正規職撤廃へストライキで闘う動労千葉と労農連帯の絆を強 め、沖縄、関西住民と連帯して闘おう。被差別人民と連帯し、あらゆる差別・抑圧を粉砕しよう! 学生の決起こそが未来を切り開く。韓国やアメリカ、そして 全世界の労働者・農民と連帯して闘おう。
3・25全国集会は、市東さんの農地を守る決戦を断固として宣言し、故・鈴木謙太郎さんの遺志を引き継いで闘うことを誓う総決起集会です。3・11反原発福島集会に決起し、3・25三里塚全国集会に総結集することを訴えます。
2012年2月21日
記
【集会名称】
第3誘導路粉砕・市東さんの農地を守ろう!
フクシマ連帯・原発再稼働許すな!
TPP(環太平洋経済連携協定)反対!
軍事空港粉砕・改憲阻止!
3・25全国総決起集会
【日時】3月25日(日)正午
【会場】成田市天神峰 反対同盟員所有畑
【主催】三里塚芝山連合空港反対同盟
(連絡先)事務局長・北原鉱治 成田市三里塚115
TEL 0476(35)0062
▼車は成田インターから国道295号線に入り芝山町(空港)方向。
日航ホテル手前で小見川県道に入り、天神峰トンネルを通って東峰十字路
※地図の横に書いてある縦書きの説明は今回の集会とは違うので無視して下さい。
「21日の場所も時刻も聞いてない。今日、夕方にはわかるようにする。HPに。」これが、関西広域連合の答え。全くいい加減だ。重要な問題である。市民らの傍聴の権利をないがしろにしている。
2012年3月19日
京都生協の働く仲間の会
Keizirou.hushimi@hotmail.co.jp
1、私たちは、本日10時30分京都府と関西広域連合に問い合わせの電話をした。「21日の第2回関西広域連合災害廃棄物広域処理に係る専門家会議」は、いつ、どこで開催されるのか?という点を問い合わせた。すると、その答えは、次のようないい加減なものであった。
「21日の場所も時刻も聞いてない。今日、夕方にはわかるようにする。HPに。」というものであった。かわのさん(女性)の回答であった。
その前に、京都府にも問い合わせた。すると、さわむらさん(女性)は、「21日の場所も時刻も聞いてない。いつわかるかもわからない。」というものであった。
2、このように関西広域連合は、この重要な会議について、市民も、重大な関心があり、また、野田政権が被ばく問題をかかえる100万人の子供らを見殺しにするという中で、福島などの被ばく問題について、いかに協力できるかという重大問題を話し合いのにもかかわらず、2日前でも、①会議の会場もわからない。京都で開催されるか、兵庫で開催されるかもわからない。②時刻もわからない。③そして、会議の場所、時刻がいつわかるかさえ不明というものであった。このような関西行為連合のいう事など全く信用できない。
3、そもそも関西広域連合は、福島原発爆発とそれに続く大飯原発・関西電力原発事故問題について、100万人の被ばくからの避難問題について、なんら責任を取っていない。大飯原発・関西電力原発が、暴力団を使っての違法な労働者支配を行い、高校生アルバイトさえ、被曝させてきていることに、何ら責任を取っていない。むしろ容認している。こんな関西広域連合のでたらめな放射性がれきばらまきなど絶対にみとめられない。
「放射性物質は、拡散、移動、バラマキをさせてはいけない」のは、原則であり、法律によって規定されてもいるものだ。この原則をしっかりと守り、放射性がれきについては、東京電力などが責任をきちんと取るべきだ。21日、関西広域連合に抗議しよう。関西広域連合は信用できない。以上。
From: webmaster@kouiki-kansai.jp
To: keizirou.hushimi@hotmail.co.jp
CC: webmaster@kouiki-kansai.jp
Subject: RE: 問い合わせ・・・・京都生協の働く仲間の会
Date: Mon, 19 Mar 2012 16:37:27 +0900
関西広域連合本部事務局です。
お問い合わせの件ですが、先ほどホームページに掲載しました。
http://www.kouiki-kansai.jp/contents.php?id=624
1 日時 平成24年3月21日(水) 午前10時30分から
2 場所 大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪) 関西広域連合本部事務局会議室
(大阪市北区中之島5丁目3番51号)
3 一般傍聴 別室でモニター(1004会議室(10階))による傍聴が可能です。
受付は10階です。
よろしくお願いいたします。
京都生協の働く仲間の会
Keizirou.hushimi@hotmail.co.jp
1、
小出さんは、3月10日の京都でのバイバイ原発集会でのリレートークで次のように言ったそうです。
「小出助教は円山公園内で行われたプレ企画「アピール」で、このがれき問題のことを言われ、私はその部分をちょうど聞くことができた。
小出助教は「(原発推進を助長させた)大人の責任として、宮城、岩手のがれき処理受け入れには賛成である」というのを京都新聞で読んでいたが、そのままでは私は「え、そうなん?それはどうなん?」と疑問に満ち満ちていたのだ。
小出助教がおっしゃるには、「国のやり方には反対である。処理能力に応じた分量で、放射性物質を拡散しないように対策を充分に取った上で自治体に引き受けさせ、その焼却灰は東電に返すべきである(福島原発の事故処理とともにコンクリートにして固めて処分する)。焼却灰の処理まで自治体に依存すべきでない」ということだったので、大いに納得した。」と。
2、
私たちも、3月4日の京都で開催された小出講演会で小出さんに意見を言い、話し合うことができた。
次の通りです。
「京都生協の働く仲間の会です。
小出さんの話について、です。3月4日に小出さんの講演会が、ひと・まち・交流館でありました。そこで、私たちも、小出さんに質問しました。
小出さんのその時の返答は次の通りです。
1、原則は、放射性物質は、閉じ込める、移動させてはいけない。その通りだ。自分のそれを適用するべきだと思う。
2、しかし、現実の国、政府は、福島の子供たちを捨てる政策をとっている。放射線管理区域で子供を生活させるなどをしている。子供は入ってはいけないのに、だ。もちろん、自分たちでも寝てはいけない、食事をしてはいけない、そういう放射線管理区域で。
3、
それゆえ、次善の策として、自分は、放射性がれきの拡散も仕方ないと思う。ということでした。そして、そこからが、上記に書かれたような、小出さんの主張でした。これは、当日の記録が主催者から出される予定ですので、見聞きされるでしょう。
4、
ということは、重要な点は、小出さんは、最善の策を放棄せざるを得ないと考えているということです。
5、
次に、小出さんのがれきは、福島も含まれるということです。むしろ、小出さんには、福島の子供たちなど、福島の人々100万人を何とか守らねばという思いが、強いということです。
6、
私たちは、3月4日にも、小出さんに強く意見を言いました。100万人でも、200万人でも、西日本などに避難をしてもらおう、迎えようということです。がれき反対は、それと一体です、と。
小出さんは、それはそれで、あなたは、頑張ってくださいとのことでした。
7、
私たちは、小出さんの問題意識、福島の子供ら多くの人々(私たちは、100万人としました。)を守ろうという強い気持ちはとても大事だと思いました。今の政府は、福島の子供たちら、100万人を見殺しにしている野田首相であり、政府です。絶対に許せません。
しかし、がれき反対を取り組んでいる人々は、福島の子供らのことを自分のこととして、守ろうという人々です。そこに通じる気持ちの人々です。
そう思うのです。だから、次善の策を主張する小出氏には反対です。原則を主張し、守ろうと、頑張ることこそが大事です。
私たちは、私たちの人間的善意を精一杯広げて、100万人の子供らを守る努力をすること、それと合わせて、汚染がれきを東京電力・福島の地に、閉じ込めることが、大事だし、そう主張することが大事だと思います。以上です。