遅くなりましたが、10月19日の奪還実の議論内容をまとめていきたいと思います。
今回の奪還実では、10月17日の京大集会の総括が行われました。
まず、一つ目の議題としては、等々力隆弘さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)の講演内容の振り返り。
レジュメダウンロード
さらに加えると
●除染をしても放射線量はほとんど変わらない現状が明らかに。
山や森からどんどん放射性物質が流れてくる。
山や森全体を除染することはできない。
●岩手の焚き木、京都で燃やせない。(五山送り火)
2級の人間という差別感情。
子ども福島(略称)としては、サテライト避難を提唱。福島のコミュニティーがそのまま疎開。安心。
●自分たちのデモを見張る機動隊
事件を引き起こした当事者を守っている。
奥にひっこんで、いまだに命より経済を優先する人たちを、同じテーブルにつかせなければならない。
運動を通じて大人と子どもの共同性が育まれつつある。
子どものなかで最長老である学生に、期待しているそうです。
福島の生の声に体が熱くなりました。
となると次は、学生が何をするかが問題になってきています。
10.17基調提起をもとに議論をしました。(資料参照)
以下学生の意見。
「絶対に、大学の原発・放射能安全キャンペーンが許せない」
「放射能対策など、個人ができないことをするのが、国の役目のはず。国家の腐敗が明らかになった」
「10月21日の福島現地行動は、国家が生み出した大学の体制ををぐらつかせるものだ」
大学が提唱する「国際競争力向上のための教育」や「放射能安全PR」による分断を打ち破ろう。海外の学生、留学生や、福島の学生との連帯で、大学に好きなことはやらせない!
「復興」の名目で行われようとしていた汚染車両の回収・走行。この被曝労働を職場の青年と共に実力で止めた茨城の動労水戸(JRの労働組合)のように闘おう!
10.21「福島連帯・御用学者追放」運動の意義を確認してはじめて11・6日比谷総決起に結びつく!
このことをよりわかりやすく理解するためにも次の議題を見ていきましょう。
二つ目の議題としては、「とはいっても、具体的なビジョンがなければ反原発運動もこれから迷走してしまうのではないか」という問題意識。
これは重要な質問です。代替エネルギー・電力問題・農業問題…いろいろ仕組みを勉強していかなければならないのは事実です。けれど、仕組みを勉強しただけで、新しい社会のビジョンが生まれるわけではありません。
忘れてはならないのは、「初心」です。
なんのために始めた運動なのか、そこを忘れさえしなければ、同じ気持ちを持ったあらゆる人との出会い、つながりこそが手がかりであることに気がつきます。
自分に足りないものは、他の人との団結で乗り越えていくものです。
イメージとしては、知識やものを奪い合うのではなく、わけあうという感じか。
今は大恐慌が2番底です。物不足なのではなく、過剰生産。市場にものが溢れすぎていることによってものが売れない。市場は満腹。それでも資本家同士の「周りよりおなかいっぱいになるため」の奪い合いが活発です。しかし、同時に、膨大な私有財産(工場とか)、知識を分け合った時のパワーや楽しさは計り知れません。
11.6の集会というのはあらゆる産別・国籍の人とつながる集会です。
このつながりの中にこそ、具体的なビジョンがあると思います。
これから一緒に人生を歩みたいと思う人とまずキャンパスでつながって、全部11・6に連れて行こう。
11・6までにやることはそれぞれの拠点大学を中心に、網の目のようなつながりをつくることだ!
その網ごっそり携えて、11・6に颯爽と登場しよう!
一昨日は、10・21福島行動に決起してきました。京大だけではなく福島大の学生ともつながってきましたよ!
11・6にも来るらしい!福島現地行動大成功!!
次は10月25日の13時ごろから、以前提出していた京大当局への申し入れ回答を聞きに行きます。
24日の役員懇談会での討論を受けて、副学長が出てくるらしいので猛然と集まりましょう!
よっしゃ行くぞ!!
10・21報告は後ほどアップします。
今回の奪還実では、10月17日の京大集会の総括が行われました。
まず、一つ目の議題としては、等々力隆弘さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)の講演内容の振り返り。
レジュメダウンロード
さらに加えると
●除染をしても放射線量はほとんど変わらない現状が明らかに。
山や森からどんどん放射性物質が流れてくる。
山や森全体を除染することはできない。
●岩手の焚き木、京都で燃やせない。(五山送り火)
2級の人間という差別感情。
子ども福島(略称)としては、サテライト避難を提唱。福島のコミュニティーがそのまま疎開。安心。
●自分たちのデモを見張る機動隊
事件を引き起こした当事者を守っている。
奥にひっこんで、いまだに命より経済を優先する人たちを、同じテーブルにつかせなければならない。
運動を通じて大人と子どもの共同性が育まれつつある。
子どものなかで最長老である学生に、期待しているそうです。
福島の生の声に体が熱くなりました。
となると次は、学生が何をするかが問題になってきています。
10.17基調提起をもとに議論をしました。(資料参照)
以下学生の意見。
「絶対に、大学の原発・放射能安全キャンペーンが許せない」
「放射能対策など、個人ができないことをするのが、国の役目のはず。国家の腐敗が明らかになった」
「10月21日の福島現地行動は、国家が生み出した大学の体制ををぐらつかせるものだ」
大学が提唱する「国際競争力向上のための教育」や「放射能安全PR」による分断を打ち破ろう。海外の学生、留学生や、福島の学生との連帯で、大学に好きなことはやらせない!
「復興」の名目で行われようとしていた汚染車両の回収・走行。この被曝労働を職場の青年と共に実力で止めた茨城の動労水戸(JRの労働組合)のように闘おう!
10.21「福島連帯・御用学者追放」運動の意義を確認してはじめて11・6日比谷総決起に結びつく!
このことをよりわかりやすく理解するためにも次の議題を見ていきましょう。
二つ目の議題としては、「とはいっても、具体的なビジョンがなければ反原発運動もこれから迷走してしまうのではないか」という問題意識。
これは重要な質問です。代替エネルギー・電力問題・農業問題…いろいろ仕組みを勉強していかなければならないのは事実です。けれど、仕組みを勉強しただけで、新しい社会のビジョンが生まれるわけではありません。
忘れてはならないのは、「初心」です。
なんのために始めた運動なのか、そこを忘れさえしなければ、同じ気持ちを持ったあらゆる人との出会い、つながりこそが手がかりであることに気がつきます。
自分に足りないものは、他の人との団結で乗り越えていくものです。
イメージとしては、知識やものを奪い合うのではなく、わけあうという感じか。
今は大恐慌が2番底です。物不足なのではなく、過剰生産。市場にものが溢れすぎていることによってものが売れない。市場は満腹。それでも資本家同士の「周りよりおなかいっぱいになるため」の奪い合いが活発です。しかし、同時に、膨大な私有財産(工場とか)、知識を分け合った時のパワーや楽しさは計り知れません。
11.6の集会というのはあらゆる産別・国籍の人とつながる集会です。
このつながりの中にこそ、具体的なビジョンがあると思います。
これから一緒に人生を歩みたいと思う人とまずキャンパスでつながって、全部11・6に連れて行こう。
11・6までにやることはそれぞれの拠点大学を中心に、網の目のようなつながりをつくることだ!
その網ごっそり携えて、11・6に颯爽と登場しよう!
一昨日は、10・21福島行動に決起してきました。京大だけではなく福島大の学生ともつながってきましたよ!
11・6にも来るらしい!福島現地行動大成功!!
次は10月25日の13時ごろから、以前提出していた京大当局への申し入れ回答を聞きに行きます。
24日の役員懇談会での討論を受けて、副学長が出てくるらしいので猛然と集まりましょう!
よっしゃ行くぞ!!
10・21報告は後ほどアップします。
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