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<日時>
6月21日(土)18:30~
<場所>
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(河原町五条下ル東側)
バス停「河原町正面」
<連絡先>
NAZEN京都
〒601-8028
京都市南区東九条東御霊町1-39 ユニオン自立気付
Tel:
075-634-8494
Fax:
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座り込み
毎週金曜夕方
京都駅前の
関西電力京都支店前にて
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<日時>
6月8日(日)
午後1時(正午開場)
<場所>
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<呼びかけ>
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2024/11/21 20:02
|
]
地裁前展開!
本日、京大職組の裁判があり、それにあわせて、11・2労働者集会のビラまきと1047名解雇撤回署名に取り組みました。職組のOB・OGの方からも署名を頂きました!
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[
2014/10/29 15:41
|
Comments(1)
|
街頭宣伝
]
1. posted by
橋本光一さんとその家族は、本当に大丈夫なのか?
2014/10/31 21:49
橋本光一さんとその家族は、本当に大丈夫なのか?
「共に闘う国労の会」であり、国労郡山工場支部の橋本光一さんは、重大な高線量地帯で生活と労働とを強いられている。以下の通りです。その放射線量には、本当にびっくりした。これは、福島、郡山市の労働者人民の置かれている現状を表すものとして、極めて重大です。橋本さんには、是非、絶対に移住避難してほしい。本当に心配です。橋本光一さんは、なぜ避難しないのか?よく考えてほしい。そして、問題点を是非共に解決する事を考えてほしい。
また、「共に闘う国労の会」や、動労千葉や、動労水戸などの労働者仲間とその家族などから、「移住避難をした方がいいよ。」などと言う勧め、進言、助言、必死の訴えなどはなかったのだろうか?本当に心配だ。
また、国・東京電力に対しての賠償請求等の取り組みは、しているのだろうか?よく考えてほしい。全国各地で、避難をめぐって、裁判闘争を必死で闘っている労働者人民は、多くいます。是非共に闘いましょう。住居の事、生活費の事、親や障害のある家族などの介護のことなど、是非、共に闘って被曝虐殺から命を守ろう。
2014年10月29日京都生協の働く仲間の会
keizirou.hushimi@gmail.com
2013年9月18日国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回を共に闘う国労の会(略称「共に闘う国労の会」)会報№39によれば、そこで、「共に闘う国労の会」の橋本 光一さん(国労郡工支部)は、次のように自分の労働現場とは別の生活現場である家の被曝状況を明らかにしている。それは凄まじい高線量被曝地帯に住み、生活している。この点、上記の「共に闘う国労の会会報№39」では、この点橋本さん自身、「これは実は、つい先日、原発事故から2年以上経ってやっと郡山市によって行なわれた私の自宅の除染結果です」と言っています。「2013年7月頃郡山市の行った自宅の除染結果です。」として、「住宅除染前後の線量値(郡山市七ッ池町)」の計測した放射線量について、次の様に明らかにしている。この単位は、単位=μS/hであると思われる。そう考えて、以下記す。
(1)
除染前 除染後 空き地除染後
2階ベランダ 0.600 0.540 0.242
2階西部屋 0.300 0.440 0.290
台所 0.270 0.180 0.203
居間 0.420 0.250 0.196
小庭 0.530 0.390 0.315
玄関外 0.560 0.460 0.306
勝手口外 0.320 0.320 0.366
ボイラ付近 0.280 0.340 0.383
西側塀付近 0.500 0.410 0.299
南側空き地 1.070 1.190 0.323
東側道路 0.550 0.190 0.401
西側空き地 1.520 1.180 0.502
※除染の汚染泥 7.320
以上は、橋本光一さんの自宅が、凄まじい高線量被曝地帯であることを明白に示している。
(2)
上記を年間の放射線量に換算すると次のようになる。凄まじい被曝状況である。(年間の量を単位ミリシーベルト(=mmS/y)して示す。)
除染前 除染後 空き地除染後
2階ベランダ 5.256 mmS/y 4.7304 2.11992
2階西部屋 2.628 3.8544 2.5404
台所 2.3652 1.5768 1.77828
居間 3.6792 2.190 1.71696
小庭 4.6428 3.4164 2.7594
玄関外 4.9056 4.0296 2.68056
勝手口外 2.8032 2.8032 3.20616
ボイラ付近 2.4528 2.9784 3.35508
西側塀付近 4.380 3.5916 2.61924
南側空き地 9.3732 10.4244 2.82948
東側道路 4.818 1.6644 3.51276
西側空き地 13.3152 10.3368 4.39752
※除染の汚染泥 64.1232
(3)
本当に凄まじい被曝、放射線量だ。
国は、追加被曝線量年間1mmS/yとしている。そして、これは、時間に直すと、0.23μS/hだと言っている。これは、年間では2.0148 mmS/yの事だなどと言っている。橋下さんの家、生活は、この基準をさえはるかに突破する重大な被曝生活、被曝家屋だ。何よりも、橋本さんの話では、「この2011年3月の原発事故から2年以上経ってやっと郡山市によって行なわれた私の自宅の除染結果です」と言うのですから、橋本さんとその家族は、2011年、2012年、2013年と、この凄まじい高放射線被ばくを受け続けてきたという事です。
余りにもひどい、大虐殺被曝と言うべきです。つまり、以下の通りです。
除染前
2階ベランダ 0.600μS/h ¬=5.256 mmS/y
2階西部屋 0.300μS/h =2.628 mmS/y
台所 0.270μS/h =2.3652 mmS/y
居間 0.420μS/h =3.6792 mmS/y
小庭 0.530μS/h =4.6428 mmS/y
玄関外 0.560μS/h =4.9056 mmS/y
勝手口外 0.320μS/h =2.8032 mmS/y
ボイラ付近 0.280μS/h =2.4528 mmS/y
西側塀付近 0.500μS/h =4.380 mmS/y
南側空き地 1.070μS/h =9.3732 mmS/y
東側道路 0.550μS/h =4.818 mmS/y
西側空き地 1.520μS/h =13.3152 mmS/y
つまり、橋本さんとその家族は、「2階ベランダ0.600μS/h =5.256 mmS/y」、「玄関外0.560μS/h=4.9056 mmS/y」と言う中で、避難することなく被曝生活してきたのだ。橋本さんとその家族には、福島共同診療所の言うように、避難を真剣に考え、実行してほしい。その費用などはすべて、東京電力と国などの責任をして追及する闘いを、是非がんばってほしい。私たちは、必ず、心からその闘いに連帯する。
その上で、次のような点を考えてほしい。
1、2階ベランダは、除染前5.256 mmS/yで、除染後は4.7304 mmS/yだ。空き地除染後でも、2.11992 mmS/yだ。
2、玄関外は、除染前4.9056 mmS/yで、除染後は4.0296 mmS/yだ。空き地除染後でも、2.68056 mmS/yだ。
3、西側塀付近は、除染前4.380 mmS/yで、除染後は3.5916 mmS/yだ。空き地除染後でも、2.61924だ。
4、南側空き地は、除染前9.3732 mmS/yで、除染後は10.4244mmS/yだ。空き地除染後でも、2.82948 mmS/yだ。
5、西側空き地は、除染前13.3152 mmS/yで、除染後10.3368mmS/yだ。空き地除染後でも、4.39752 mmS/yだ。
6、除染後、かえって高線量になったところがある。
1つは、勝手口外だ。ここでは、除染前2.8032が、除染後2.8032
空き地除染後でも、凄まじく3.20616 mmS/yに増加している。
2つは、ボイラ付近だ。ここでは、除染前2.4528が、除染後 2.9784、空き地除染後でも凄まじく3.35508 mmS/yに増加している。
(4)
橋本光一さん宅は、国は追加被曝線量年間1mmS/y、実際には0.23μS/h=年間では2.0148 mmS/yとするが、それを超えている場所が、多く存在する。高線量場所だ。ここからは避難するべきだというのが、多くの人々の訴えだ。
1つは、ふくしま共同診療所医師杉井吉彦さんの訴えだ。「避難・保養・医療」の原則が意味するものは、放射能障害に対する医療上・予防上の最大の防御は避難であり、子どもたちはもちろんのこと、すべての人たちが緊急避難・移住を実行する「人民の権利」を持っているということです。これを運動として、権利要求として(体制が崩壊してもよいとする意志を)組織することの積極性を確認しなければなりません。」と訴え、被曝大虐殺からの移住避難の重大性、最大防御性、唯一性を訴えている点です。
2、
次に、橋本光一さんとその家族は、国鉄労働組合郡山工場支部 (執行委員長橋本守弘)の要請文にある「国際基準では「一般人については年間1mSv」」を是非、大事にしてほしいです。
国・環境省でさえ、国は追加被曝線量年間1mmS/y、実際には0.23μS/h=年間では2.0148 mmS/y以下でなければならないとしている。が、ところが、それに公公然と反する状況を、国と東京電力は橋本光一さん宅に、生んでいる、上記表に明らかだ。とんでもない話だ。
所で、国鉄労働組合郡山工場支部は次のように、JR東日本に「要請書」を提出している。そこでも、「国際基準では「一般人については年間1mSv」」として、JR東日本を問いただしている。
「2011年10月21日
東日本旅客鉄道株式会社郡山総合車両センター所長 松田明殿
国鉄労働組合郡山工場支部
執行委員長 橋本守弘
郡山総合車両センターにおける放射線対策の要請
3月の福島第一原発事故で放出された放射能の影響により、現在、郡山総合車両センターにおいては、屋外において0.31 μ Sy/h ~1.80 μSy/h(10/1 国労郡工支部測定)という高い値が観測されています。そしてこのような高い放射線を放つ場所が、何の対策も管理もされないままとなっています。
一方、仙台支社も、団交の中で「働く箇所に高線量箇所がある認識はない」「現在放射能は放出されていない」「国の警戒区域や特定避難勧奨地点には該当しないので放射能対策はしない」との認識を示し、組合が求めた放射線の測定や線量計の配備を真っ向から拒否しています。
会社の言う「高線量」とは、文科省が通知した「3.8 μ Sy/h= 年間20mSv」が念頭にあるものと思われますが、これは容認できません。国際基準では「一般人については年間1mSv」とされているからです。 」と。橋本光一さんとその家族が、この国鉄労働組合郡山工場支部 (執行委員長橋本守弘)の要請文にある「国際基準では「一般人については年間1mSv」」を是非、大事なものとして、命を守る行動=移住避難に頑張られることをぜひ考えて頂きたいです。
3、
さらに、福島大学の荒木田准教授が、はっきりと述べています。「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います。」と。さらに次のように、詳細に述べています。
「「私は除染作業を何度もしました。その度に、のどが痛くなるなど具合が悪くなり、終わると寝込む。」
「しかも除染をしても汚染は取れない。みんなで子供の通学路の除染をして、これで子供たちを呼び戻せるぞ、などと盛り上がっても、そのあとに測ったら毎時12マイクロシーベルトだったこともある。汚染物質が山などから流れ込んで来て、すぐに数値が戻るんです。」
「除染作業をしてみて初めてわかったんです。除染作業がこんなに危ないということを。そして、福島はもう住めない、安全には暮らせないということも。」
「私の買った土地は今でも毎時1.5マイクロシーベルトありますし・・・すぐ下の河原は1キログラム当たり43万ベクレルでした。愛着があっても自分の身体を蝕むかもしれないところで住むのか。その土地が汚染されてしまっている現実を直視するかどうかですね。」
「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います。」」と。
この点、橋本さんの家の被曝状況は、荒木田さんの話されていることを実証していると思います。
橋本さんの自宅の西側空き地は、除染前13.3152 mmS/yで、除染後10.3368mmS/yだ。空き地除染後でも、4.39752 mmS/yだ。この事実です。
橋本さんの家の「小庭は、 0.530μS/h=4.6428 mmS/y」という事実です。
4、
橋本光一さんは、9月7日午後1時、福島市のコラッセふくしまで第5回ふくしま共同診療所報告会での崎山比早子さんの訴えをよく御存じだと思います。
元国会事故調査委員会委員の崎山比早子さんが「非がん性放射能障害について/老化促進に関して」という演題で講演を行った。そうして、子どもだけではなく、大人にも、すべての人間に、「老化の促進」など重大な命・健康被害を、被曝はもたらすことを明らかにした。
また、崎山医師は同報告会での女性から「年間の外部被曝線量は本当はゼロがいいのだろうが、実際にはどこまで許されるのか」という趣旨の質問に対して、「法定限度の1㍉だって1万人に1人はがんになる。11 年9月の国際会議でICRPのゴンザレス副委員長は『1㍉には科学的根拠がなく、社会的に決めた』と言った。チェルノブイリ法では、妊婦と子どもは0・5㍉で避難の権利としている。特に内部被曝量はだんだんたまっていく」と基本的考えを強調した。」
橋本さん宅は、年間1ミリシーベルトをはるかに超えています。
5、
チェルノブイリでは、「移住の義務=年5ミリシーベルト」「移住の権利=年1ミリシーベルト」です。そうすると、橋本さん宅は、このどちらかに入る地域と言える。当然、避難移住が、権利として、労働者とその家族たちは主張できる。そう考えます。
6、
なお、橋本さんがよくご存じの動労水戸副委員長国分勝之さんは「0・24㍃シーベルト」でも駄目だ。それより線量が低くても、内部被曝は絶対にあるわけだし、ゼロ以外は危険だ。「生命の蹂躙だ。」と、訴えている。
「 常磐線竜田延伸阻止!5・31いわきへ
動労水戸副委員長国分勝之さんが大結集訴え
竜田の駅前にモニタリングポストがあって、それが駅から見えるんだそうです。見たら0・24㍃シーベルトになっていた。会社は「0・23以下になったから竜田まで延伸できる」と言っていたのに、それより高い。空気そのものが汚染されている。そんなところに線量計を持って全員が突っ込めって言うのか。
しかも、問題は空間線量だけではない。線量が低くても内部被曝は絶対にあるわけだし、ゼロ以外は危険だと動労水戸はずっと訴えてきました。」
「放射能を許容し、生命を蹂躙(じゅうりん)する会社は絶対に許せません。」と。(週刊『前進』06頁(2633号02面01)(2014/05/26))
また、動労水戸の石井真一委員長は、「広野―竜田間の線路脇には除染作業で出た土壌などが野積みになっていることを暴き、「乗務員にそこを走れというのか。住民に帰れというのか。健康に被害が出たら誰が責任を取るんだ」と怒りをほとばしらせました。」
(生きぬくために闘う!東日本大震災救援対策本部ニュース547号2014.5.18
)と。ここでは、線量を問題にする以前に、「除染作業で出た土壌などが野積み」になっていることで、労働する現場ではない、生活する場ではないと、断じています。
その通りです。
橋本光一さんは、なぜ避難しないのか?よく考えてほしい。そして、問題点を是非共に解決する事を考えてほしい。これは、福島、郡山市の労働者人民の置かれている現状を表すものとして、極めて重大です。私たちは移住避難の闘いを、心から支持連帯します。以上。
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「共に闘う国労の会」であり、国労郡山工場支部の橋本光一さんは、重大な高線量地帯で生活と労働とを強いられている。以下の通りです。その放射線量には、本当にびっくりした。これは、福島、郡山市の労働者人民の置かれている現状を表すものとして、極めて重大です。橋本さんには、是非、絶対に移住避難してほしい。本当に心配です。橋本光一さんは、なぜ避難しないのか?よく考えてほしい。そして、問題点を是非共に解決する事を考えてほしい。
また、「共に闘う国労の会」や、動労千葉や、動労水戸などの労働者仲間とその家族などから、「移住避難をした方がいいよ。」などと言う勧め、進言、助言、必死の訴えなどはなかったのだろうか?本当に心配だ。
また、国・東京電力に対しての賠償請求等の取り組みは、しているのだろうか?よく考えてほしい。全国各地で、避難をめぐって、裁判闘争を必死で闘っている労働者人民は、多くいます。是非共に闘いましょう。住居の事、生活費の事、親や障害のある家族などの介護のことなど、是非、共に闘って被曝虐殺から命を守ろう。
2014年10月29日京都生協の働く仲間の会
keizirou.hushimi@gmail.com
2013年9月18日国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回を共に闘う国労の会(略称「共に闘う国労の会」)会報№39によれば、そこで、「共に闘う国労の会」の橋本 光一さん(国労郡工支部)は、次のように自分の労働現場とは別の生活現場である家の被曝状況を明らかにしている。それは凄まじい高線量被曝地帯に住み、生活している。この点、上記の「共に闘う国労の会会報№39」では、この点橋本さん自身、「これは実は、つい先日、原発事故から2年以上経ってやっと郡山市によって行なわれた私の自宅の除染結果です」と言っています。「2013年7月頃郡山市の行った自宅の除染結果です。」として、「住宅除染前後の線量値(郡山市七ッ池町)」の計測した放射線量について、次の様に明らかにしている。この単位は、単位=μS/hであると思われる。そう考えて、以下記す。
(1)
除染前 除染後 空き地除染後
2階ベランダ 0.600 0.540 0.242
2階西部屋 0.300 0.440 0.290
台所 0.270 0.180 0.203
居間 0.420 0.250 0.196
小庭 0.530 0.390 0.315
玄関外 0.560 0.460 0.306
勝手口外 0.320 0.320 0.366
ボイラ付近 0.280 0.340 0.383
西側塀付近 0.500 0.410 0.299
南側空き地 1.070 1.190 0.323
東側道路 0.550 0.190 0.401
西側空き地 1.520 1.180 0.502
※除染の汚染泥 7.320
以上は、橋本光一さんの自宅が、凄まじい高線量被曝地帯であることを明白に示している。
(2)
上記を年間の放射線量に換算すると次のようになる。凄まじい被曝状況である。(年間の量を単位ミリシーベルト(=mmS/y)して示す。)
除染前 除染後 空き地除染後
2階ベランダ 5.256 mmS/y 4.7304 2.11992
2階西部屋 2.628 3.8544 2.5404
台所 2.3652 1.5768 1.77828
居間 3.6792 2.190 1.71696
小庭 4.6428 3.4164 2.7594
玄関外 4.9056 4.0296 2.68056
勝手口外 2.8032 2.8032 3.20616
ボイラ付近 2.4528 2.9784 3.35508
西側塀付近 4.380 3.5916 2.61924
南側空き地 9.3732 10.4244 2.82948
東側道路 4.818 1.6644 3.51276
西側空き地 13.3152 10.3368 4.39752
※除染の汚染泥 64.1232
(3)
本当に凄まじい被曝、放射線量だ。
国は、追加被曝線量年間1mmS/yとしている。そして、これは、時間に直すと、0.23μS/hだと言っている。これは、年間では2.0148 mmS/yの事だなどと言っている。橋下さんの家、生活は、この基準をさえはるかに突破する重大な被曝生活、被曝家屋だ。何よりも、橋本さんの話では、「この2011年3月の原発事故から2年以上経ってやっと郡山市によって行なわれた私の自宅の除染結果です」と言うのですから、橋本さんとその家族は、2011年、2012年、2013年と、この凄まじい高放射線被ばくを受け続けてきたという事です。
余りにもひどい、大虐殺被曝と言うべきです。つまり、以下の通りです。
除染前
2階ベランダ 0.600μS/h ¬=5.256 mmS/y
2階西部屋 0.300μS/h =2.628 mmS/y
台所 0.270μS/h =2.3652 mmS/y
居間 0.420μS/h =3.6792 mmS/y
小庭 0.530μS/h =4.6428 mmS/y
玄関外 0.560μS/h =4.9056 mmS/y
勝手口外 0.320μS/h =2.8032 mmS/y
ボイラ付近 0.280μS/h =2.4528 mmS/y
西側塀付近 0.500μS/h =4.380 mmS/y
南側空き地 1.070μS/h =9.3732 mmS/y
東側道路 0.550μS/h =4.818 mmS/y
西側空き地 1.520μS/h =13.3152 mmS/y
つまり、橋本さんとその家族は、「2階ベランダ0.600μS/h =5.256 mmS/y」、「玄関外0.560μS/h=4.9056 mmS/y」と言う中で、避難することなく被曝生活してきたのだ。橋本さんとその家族には、福島共同診療所の言うように、避難を真剣に考え、実行してほしい。その費用などはすべて、東京電力と国などの責任をして追及する闘いを、是非がんばってほしい。私たちは、必ず、心からその闘いに連帯する。
その上で、次のような点を考えてほしい。
1、2階ベランダは、除染前5.256 mmS/yで、除染後は4.7304 mmS/yだ。空き地除染後でも、2.11992 mmS/yだ。
2、玄関外は、除染前4.9056 mmS/yで、除染後は4.0296 mmS/yだ。空き地除染後でも、2.68056 mmS/yだ。
3、西側塀付近は、除染前4.380 mmS/yで、除染後は3.5916 mmS/yだ。空き地除染後でも、2.61924だ。
4、南側空き地は、除染前9.3732 mmS/yで、除染後は10.4244mmS/yだ。空き地除染後でも、2.82948 mmS/yだ。
5、西側空き地は、除染前13.3152 mmS/yで、除染後10.3368mmS/yだ。空き地除染後でも、4.39752 mmS/yだ。
6、除染後、かえって高線量になったところがある。
1つは、勝手口外だ。ここでは、除染前2.8032が、除染後2.8032
空き地除染後でも、凄まじく3.20616 mmS/yに増加している。
2つは、ボイラ付近だ。ここでは、除染前2.4528が、除染後 2.9784、空き地除染後でも凄まじく3.35508 mmS/yに増加している。
(4)
橋本光一さん宅は、国は追加被曝線量年間1mmS/y、実際には0.23μS/h=年間では2.0148 mmS/yとするが、それを超えている場所が、多く存在する。高線量場所だ。ここからは避難するべきだというのが、多くの人々の訴えだ。
1つは、ふくしま共同診療所医師杉井吉彦さんの訴えだ。「避難・保養・医療」の原則が意味するものは、放射能障害に対する医療上・予防上の最大の防御は避難であり、子どもたちはもちろんのこと、すべての人たちが緊急避難・移住を実行する「人民の権利」を持っているということです。これを運動として、権利要求として(体制が崩壊してもよいとする意志を)組織することの積極性を確認しなければなりません。」と訴え、被曝大虐殺からの移住避難の重大性、最大防御性、唯一性を訴えている点です。
2、
次に、橋本光一さんとその家族は、国鉄労働組合郡山工場支部 (執行委員長橋本守弘)の要請文にある「国際基準では「一般人については年間1mSv」」を是非、大事にしてほしいです。
国・環境省でさえ、国は追加被曝線量年間1mmS/y、実際には0.23μS/h=年間では2.0148 mmS/y以下でなければならないとしている。が、ところが、それに公公然と反する状況を、国と東京電力は橋本光一さん宅に、生んでいる、上記表に明らかだ。とんでもない話だ。
所で、国鉄労働組合郡山工場支部は次のように、JR東日本に「要請書」を提出している。そこでも、「国際基準では「一般人については年間1mSv」」として、JR東日本を問いただしている。
「2011年10月21日
東日本旅客鉄道株式会社郡山総合車両センター所長 松田明殿
国鉄労働組合郡山工場支部
執行委員長 橋本守弘
郡山総合車両センターにおける放射線対策の要請
3月の福島第一原発事故で放出された放射能の影響により、現在、郡山総合車両センターにおいては、屋外において0.31 μ Sy/h ~1.80 μSy/h(10/1 国労郡工支部測定)という高い値が観測されています。そしてこのような高い放射線を放つ場所が、何の対策も管理もされないままとなっています。
一方、仙台支社も、団交の中で「働く箇所に高線量箇所がある認識はない」「現在放射能は放出されていない」「国の警戒区域や特定避難勧奨地点には該当しないので放射能対策はしない」との認識を示し、組合が求めた放射線の測定や線量計の配備を真っ向から拒否しています。
会社の言う「高線量」とは、文科省が通知した「3.8 μ Sy/h= 年間20mSv」が念頭にあるものと思われますが、これは容認できません。国際基準では「一般人については年間1mSv」とされているからです。 」と。橋本光一さんとその家族が、この国鉄労働組合郡山工場支部 (執行委員長橋本守弘)の要請文にある「国際基準では「一般人については年間1mSv」」を是非、大事なものとして、命を守る行動=移住避難に頑張られることをぜひ考えて頂きたいです。
3、
さらに、福島大学の荒木田准教授が、はっきりと述べています。「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います。」と。さらに次のように、詳細に述べています。
「「私は除染作業を何度もしました。その度に、のどが痛くなるなど具合が悪くなり、終わると寝込む。」
「しかも除染をしても汚染は取れない。みんなで子供の通学路の除染をして、これで子供たちを呼び戻せるぞ、などと盛り上がっても、そのあとに測ったら毎時12マイクロシーベルトだったこともある。汚染物質が山などから流れ込んで来て、すぐに数値が戻るんです。」
「除染作業をしてみて初めてわかったんです。除染作業がこんなに危ないということを。そして、福島はもう住めない、安全には暮らせないということも。」
「私の買った土地は今でも毎時1.5マイクロシーベルトありますし・・・すぐ下の河原は1キログラム当たり43万ベクレルでした。愛着があっても自分の身体を蝕むかもしれないところで住むのか。その土地が汚染されてしまっている現実を直視するかどうかですね。」
「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います。」」と。
この点、橋本さんの家の被曝状況は、荒木田さんの話されていることを実証していると思います。
橋本さんの自宅の西側空き地は、除染前13.3152 mmS/yで、除染後10.3368mmS/yだ。空き地除染後でも、4.39752 mmS/yだ。この事実です。
橋本さんの家の「小庭は、 0.530μS/h=4.6428 mmS/y」という事実です。
4、
橋本光一さんは、9月7日午後1時、福島市のコラッセふくしまで第5回ふくしま共同診療所報告会での崎山比早子さんの訴えをよく御存じだと思います。
元国会事故調査委員会委員の崎山比早子さんが「非がん性放射能障害について/老化促進に関して」という演題で講演を行った。そうして、子どもだけではなく、大人にも、すべての人間に、「老化の促進」など重大な命・健康被害を、被曝はもたらすことを明らかにした。
また、崎山医師は同報告会での女性から「年間の外部被曝線量は本当はゼロがいいのだろうが、実際にはどこまで許されるのか」という趣旨の質問に対して、「法定限度の1㍉だって1万人に1人はがんになる。11 年9月の国際会議でICRPのゴンザレス副委員長は『1㍉には科学的根拠がなく、社会的に決めた』と言った。チェルノブイリ法では、妊婦と子どもは0・5㍉で避難の権利としている。特に内部被曝量はだんだんたまっていく」と基本的考えを強調した。」
橋本さん宅は、年間1ミリシーベルトをはるかに超えています。
5、
チェルノブイリでは、「移住の義務=年5ミリシーベルト」「移住の権利=年1ミリシーベルト」です。そうすると、橋本さん宅は、このどちらかに入る地域と言える。当然、避難移住が、権利として、労働者とその家族たちは主張できる。そう考えます。
6、
なお、橋本さんがよくご存じの動労水戸副委員長国分勝之さんは「0・24㍃シーベルト」でも駄目だ。それより線量が低くても、内部被曝は絶対にあるわけだし、ゼロ以外は危険だ。「生命の蹂躙だ。」と、訴えている。
「 常磐線竜田延伸阻止!5・31いわきへ
動労水戸副委員長国分勝之さんが大結集訴え
竜田の駅前にモニタリングポストがあって、それが駅から見えるんだそうです。見たら0・24㍃シーベルトになっていた。会社は「0・23以下になったから竜田まで延伸できる」と言っていたのに、それより高い。空気そのものが汚染されている。そんなところに線量計を持って全員が突っ込めって言うのか。
しかも、問題は空間線量だけではない。線量が低くても内部被曝は絶対にあるわけだし、ゼロ以外は危険だと動労水戸はずっと訴えてきました。」
「放射能を許容し、生命を蹂躙(じゅうりん)する会社は絶対に許せません。」と。(週刊『前進』06頁(2633号02面01)(2014/05/26))
また、動労水戸の石井真一委員長は、「広野―竜田間の線路脇には除染作業で出た土壌などが野積みになっていることを暴き、「乗務員にそこを走れというのか。住民に帰れというのか。健康に被害が出たら誰が責任を取るんだ」と怒りをほとばしらせました。」
(生きぬくために闘う!東日本大震災救援対策本部ニュース547号2014.5.18
)と。ここでは、線量を問題にする以前に、「除染作業で出た土壌などが野積み」になっていることで、労働する現場ではない、生活する場ではないと、断じています。
その通りです。
橋本光一さんは、なぜ避難しないのか?よく考えてほしい。そして、問題点を是非共に解決する事を考えてほしい。これは、福島、郡山市の労働者人民の置かれている現状を表すものとして、極めて重大です。私たちは移住避難の闘いを、心から支持連帯します。以上。