完全勝利です!
ふざけた手段で人民の怒りをつぶそうとした東電と菅政権は、今すぐ倒そう!
全ての原発を即時停止させよう!
【緊急声明】 前進速報版より転載
3月11日発生した東日本巨大地震は、恐るべき大惨事となって労働者階級人民の頭上に襲いかかっている。これは単なる自然災害ではない。人災だ! その典型が今、地震に伴って引き起こされている福島原発の空前の大事故だ。大地震発生の直後に原子炉の冷却装置が機能しなくなったその瞬間から、核燃料棒の破損と大量の放射能流出が不可避となるのはもはや時間の問題だった。実際に冷却が不能になり、原子炉の運転を止めても炉心の温度が上昇し続け、最悪の炉心溶融(メルトダウン)にまで至っている。まさに米スリーマイル島事故や、旧ソ連のチェルノブイリ事故をも上回るような大事故になっているのだ。
受験生の皆さん!エジプト革命に応え、3月20日、渋谷で大反戦デモをまき起こし、菅政権を打倒しよう!
エジプトから始まった!
2月11日、エジプトの青年・学生は自分達の行動でムバラク政権を打倒した。
今や世界中で「行動すれば変わる!」「自分達が社会を変える!」と確信を持った青年・学生が立ち上がっている。歴史は変わろうとしている!
始まりは、チュニジアの青年を自殺に追い込んだ警察への怒りだ。失業と食料価格高騰。生活が破壊され、未来が奪われることへの怒り。人間として当たり前の感情を仲間と一緒に爆発させたとき、世界は変わる!
100万人がタハリール広場に結集し、テントを張り、ストライキで運河を止め、町を揺るがし、自分達で新しい社会を生み出しながら、支配者を打倒していった。
革命は第二段階へ!
日本の学生が動く番だ。
今、「職場をタハリールに!」を合言葉に、青年・学生が社会の全てをつくりかえようとしている。 オバマ政権や菅政権は、この革命をつぶすために、エジプトへの海兵隊派兵や沖縄への米軍新基地建設を狙っている。 エジプトに続いて立ち上がるか、それをつぶす戦争を許すか。私たちの選択が歴史を決する。
3月20日、渋谷に集まろう!
自分が何者なのか、問われているのは今だ。
朝鮮半島をめぐって、再び戦争が開始されようとしている情勢の中、求められているのは私達学生がそれを阻止する行動に立ち上がることです。
と、いうことと、ただいま私たちの仲間が法大現地で闘っておりますので、そこからの報告をば。ハッキリ言ってすごく良い内容ですので、必読!
大学奪還行動のみなさん、お疲れ様です。うちは今、法大で闘っています。
今法大は、来年の3月に停学処分が明ける3回生の倉岡さんに対して、追加処分を狙っています。うちらが訴えていることは「倉岡さんへの追加処分阻止」「朝鮮侵略戦争を止めよう」の2点です。
休み時間にマイクでアピールをすると、おそろいの法大ジャージを来た弾圧職員が来て「大音量の騒音はやめて下さい」「授業準備にあたる学生・教員などの平穏な環境の妨害」という看板を掲げて、それをビデオカメラで録っていきます。処分をするためだけのアリバイ工作です。
キャンパスの反応はすごく良いです。弾圧看板に対してマイクで抗議すると、登校する学生が当局のカメラを自分に向けてピースサインをしていく。弾圧のためのカメラも学生の決起の前では全く無力になります。ビラもどんどん受け取られています。その様子に、看板を掲げる弾圧職員は意気消沈していました。
東京に着いた初日は第6派法大包囲デモの日でした。1年生がデモに断固参加しました。デモから帰ってきても、デモ隊の到着を待っている学生がかなりいました。
法大闘争を長く知っている人は分かるかもしれませんが、これ本当にすごいことなんですよ。100人を超える逮捕や処分、暴力ガードマンや弾圧職員の脅しで、ビラ一枚受け取るのにも人生をかけなきゃいけないような圧政が、ずっと法大ではしかれてきました。そのなかから1回生が公然と弾圧に対して抗議し、デモに参加しています。逮捕や処分に一歩も退かなかった。
そしてキャンパスという現場で闘い抜いてきた。このことが、新しい若い仲間を迎え入れ、支配を打ち破り、法大に地殻変動的事態を起こしています。1人の決起が与える力は巨大です。
法大闘争はこれから爆発する情勢ですよ。
今日は昼休みにみんなで弾圧看板を徹底弾劾しました。学生が大注目していました。文連委員長の齋藤君がマイクで4年間の怒りを爆発させて、そのあと倉岡さんと洞口さんが続いてアピール。学生はずっと真剣に聞いて、署名に応じてくれたり写メをとったり。その追及のせいか、次の休み時間は校内放送もなく、弾圧職員は一人しか出てこれず、看板をもって自分でビデオ撮影していました(笑)
このことも含めて法大闘争が一貫して示してるのは、学生の行動こそが大学や社会を変える力を持ってるということです。いま重要なのは組織を作ることです。自分たち以外の何者かの力に頼るんじゃなく、学生の行動こそが社会を変えると確信し、行動する組織が求められてると思います。
法大闘争は、暴処法という戦前の治安弾圧法を使っての起訴をもはね返しました。2006年からの法大弾圧は、まさに今始まっている大恐慌下の戦争を前に、学生の反戦の拠点を徹底的につぶす目的だったことは明らかです。
この国家権力の全体重をかけた弾圧を打ち破った力は何か?「こんな激しい攻撃には勝てないから、違うところで闘おう」とか「政治家や裁判所、権威のある人に頼もう」と言って逃げるんじゃなく、断固キャンパスに立ち、学生に闘いを呼びかけ続けたことです。
この闘いが労働者との連帯を作り、国境を越えた連帯を作って、獄中の仲間を国家権力から力づくで奪い返す大勝利を勝ち取りました。国家権力はもう、うちらを易々と逮捕することはできなくなった。これが学生の力です。
朝鮮侵略戦争が今、始まろうとしています。アメリカと韓国の大規模な軍事演習。12月3日からは日本とアメリカの軍事演習。沖縄から米軍基地を撤退させることがこの情勢から不可能な中で、基地を巡る沖縄の激突が今後ぜったいに爆発します。
この情勢にうちらがやるべきことは何か?反転攻勢に打って出ることです。
戦争に対して黙って従うことを強制するために法大弾圧を仕掛けて、学生の反戦の拠点をつぶそうとした。しかし戦争が始まった今、うちらは拠点を守り抜いています。じゃあ今やることはもう明らかです。戦争に対して反戦をたたきつけ、70年代闘争を超える大闘争を組織することです。倉岡さんへの追加処分という、支配者による悪あがきを粉砕し、学生の歴史的な大闘争をつくるための圧倒的組織をつくろう。そして仲間を組織しよう。
支配者がうちらから政治を奪っている中で、「社会の主人公である」という意識を奪っている中で、うちらは多くの知るべき事実を知らないかもしれない。団結意識を奪われる中で、怒る心も奪われてるかもしれない。でもうちらは、その中でも怒りを取り戻し、自分の行動で現実を変えたいと思い、行動を始めてる。
そして世界を見れば、大恐慌=大失業と戦争という今の時代に、うちらと同じことを考えて学生が膨大に行動に立ち上がってる。うちらの未来を開くのは、彼らと連帯し、この支配を打ち破るための学生の巨大な組織を復権することだと思います。資本との闘いの中で、奪われたものを奪い返すことができると思います。
労働者でいえば、動労千葉が12月3日に外注化阻止のストライキをやって組織拡大を目指しています。動労千葉と堅く連帯し、未来を切り開きましょう!
ちなみにこちらは12月3日に渋谷で緊急反戦集会があって、そこへの法大生の組織化を目指してがんばっています!
では、お互いがんばりましょう!
招 請 状
法大闘争勝利! 「教育の民営化」と闘う国際的団結を!
全国の学友は、全学連第71回定期全国大会に集まろう!
2010年7月15日 全学連中央執行委員会(織田陽介委員長)
全国学友のみなさん! 全学連中央執行委員会は9月9~10日に開催する全学連第71回定期全国大会への結集を訴えます。
7月11日の参院選において、菅・民主党政権への怒りが爆発しました。「国家の危機を救え」というかけ声のもと、あらゆる矛盾が学生・労働者に押しつけられることへの反乱です。「議会制民主主義」の枠をこえ、団結と行動が社会を変える大激動の時代です。歴史を切り開く力は青年と学生の中にあります。300万学生の団結をつくるため、今次大会に集まろう!
第一に、法政大学でのすべての処分を撤回させ、新自由主義と対決する学生の団結をつくろう! 本年6~7月、ついに法大文化連盟と新入生を先頭に、不当処分と大学祭規制への法大生の怒りの声が上がりました。法大資本の掲げる「営業権・施設管理権(による自由の剥奪)」こそ新自由主義大学の本性であり、私たちが仲間を守るために処分撤回署名を拡大する中に、学生支配の体制をうち破る道があります。法大処分への怒りと自らのキャンパスでの怒りを結合させ、全学連大会に集まろう!
新自由主義攻撃の一環である「教育の民営化」が世界中で吹き荒れています。「大学とは原材料を仕入れ、加工して製品に仕上げ、卒業証書をつけて企業に送り出す場所である」(首都大学東京理事長・高橋宏)。この言葉に象徴されるように、大学・教育、そして学生までもが「商品」におとしめられ、大学には資本の論理がはびこっています。「就活、高騰する学費、奨学金」が三重苦となって学生を苦しめています。とりわけ「7人に1人が就職のために留年している」(7月6日付読売新聞)という現実が示すように、大学が学生の未来を奪い、さらに学費を収奪する機関になり下がっています。
何よりも学生の団結破壊を許してはなりません。ともに未来をつくり上げていくはずの隣の仲間と、「資本の論理」のもとに徹底的な競争を強いられる。富山大・新樹寮の廃寮化、東北大・日就寮の食堂民営化など、全国大学の寮・サークルで自治破壊が進行しています。「大学はこのままでいいのか。学生は商品じゃない!」――怒りの声はキャンパスに充満しています。「教育の民営化」に対する最大の反撃は、学生の団結と組織をつくり上げることです。学生こそ大学の主人公になろう!
第二に、菅・民主党政権を今すぐ打倒しよう! 世界大恐慌下での「戦争と大失業」攻撃に立ち向かおう! 菅政権は、参院選で示された労働者・学生の怒りに包囲されながらも、連合などの労働組合幹部を使いながら、さらに大増税・大失業を私たちに押しつけようとしています。さらに、改憲と戦争の問題も切迫しています。菅政権は、沖縄・辺野古新基地建設の強行を宣言しました。また、米・オバマ政権のイラク・アフガン侵略戦争、もしくは韓国軍の哨戒艦沈没事件も使いながら戦争国家化へとひた走っています。学生は全世界の反戦闘争の先頭に立とう!
学生の未来は、労働者とともに闘う中にあります。全国学生は動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)のように闘おう! 動労千葉は新自由主義の突破口としてあった80年代の国鉄分割・民営化攻撃に対し、40名もの解雇者を出しながらストライキで闘い抜きました。そして今に至るも団結を崩さず闘い続け、今年4月にはJR東日本全体の外注化(合理化)も阻止しました。国鉄分割・民営化以来の24年間の闘いに、全世界の労働者が注目しています。「団結した労働者の闘いこそが歴史をつくり、社会を変える!」――この動労千葉の訴えに応えて闘おう!
第三に、国際連帯の闘いをさらに拡大しよう! 全学連の国際連帯は、今年前半に歴史的な前進をかちとりました。3月訪米闘争では、全米で100万人の教育ストが闘われる中、アメリカ学生運動の中心であるカリフォルニア大学バークレイ校のストライキに合流しました。6月のブラジル訪問も大成功しました。「反米大陸」でありBRICsの一角を占めるブラジルは、世界経済および労働運動・学生運動の帰趨を握る位置にあります。その中で全学連は、ANEL(ブラジルの全国学生組織)と会議を行い、今年12月には全世界の学生統一行動が決定されました。全世界の学生のキーワードは、「教育の民営化粉砕!」です。全学連は国際連帯の拡大の中で、「教育の民営化」と新自由主義への怒りは普遍的であることをつかみとってきました。
ギリシャをはじめヨーロッパでは、「国家の犠牲を労働者に転化するな!」をスローガンに掲げたゼネストが、中国では、中国共産党による支配をうち破るストライキが爆発しています。この闘いを、青年と学生が牽引しています。この情勢の中で、動労千葉が「万国の労働者、団結せよ!」と呼びかける、国際連帯の11月労働者集会に全国学生は集まろう!
最後に、今年は60年安保闘争から半世紀、70年安保・沖縄闘争から40年の記念すべき年です。日本の闘いの最先頭には常に闘う全学連の隊列があり、その学生の姿が新しい時代の到来を告げ知らせてきました。私たち青年・学生こそ未来の体現者です。今こそ学生運動を、そして学生の無限の可能性をよみがえらせよう!
【日時】 9月9日(木)~10日(金)
【会場】 東京都内
【参加費】1000円(会場費、資料代など) ※宿泊費は除く
いよいよ!いよいよ!
明日、7月15日は、大学奪還学生行動旗揚げ集会、当日です!!
大学をおもしろくしたい猛者たちよ、文学部新館第二講義室へ集まれ!!
学費値上げゆるさない、就職留年なんとかしたい、単位なんてぶっとばせ、学生管理ナンセンス・・・
ちょっとでもピンときたあなたは、ぜひぜひ、明日、ともに大学奪還行動を開始しましょう!
討論の時間も設定しております。聞きたいこと、言いたいこと、なんでも歓迎です。
まずはぜひ、一度おいでませ!
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7・15 大学奪還学生行動
日時:7月15日(木)18:30~
会場:文学部新館第二講義室
(第一講義室から変更になりました)
呼びかけ:大学奪還学生行動実行委員会(準)
いよいよ、大学奪還行動旗揚げまであと2日です。
みなさん、予定は大丈夫ですか?
7月15日木曜日、文学部新館第一講義室18時半ですよ!
祇園祭に負けないおもしろさ、約束しましょう。
なんたってあなたが主人公ですからね。
参院選だなんだって騒いでるけど、一票で何か変わるのか?と思ったあなた、
なんだってこんなに必死でテスト勉強なんかしなくちゃならないんだ、と思ったあなたも、その足で会場へ!
興味はあるけどこの点で納得できないな、と思ってるあなたは、ぜひ、明日赤テントへ遊びに来てください。
待ってますよー

ビラのダウンロード
就職留年7万9000人、大卒予定7人に1人!?
文科省SOS 運営費交付金など削減なら
「阪大・九大消滅も」!?
もう黙っちゃいられない!
7・15大学奪還行動に起とう!!
7・15「大学奪還学生行動」に参加しよう!
京大生の皆さん、大学に満足してますか?
必修科目の一般教養、落とすわけにはいかない語学、欠席は年に三回まで、単位のための試験・レポート… カリキュラムに組み込まれれば組み込まれるほど、内容が空洞化する授業。
加えて授業料は値上げ、休学の条件は厳しくなり、履修二重登録は禁止…と知らない間に色々と決まっている。最近では法経本館地下のピロティ入り口にカードキーが設置され、法学部生以外は入ることすらできなくなってしまいました。学生の決定権が当局によって奪われている。これでどうして楽しい大学ライフがおくれようか。
新自由主義大学を吹き飛ばせ!
いま大学がドンドン金儲けの道具になろうとしています。例えば、みんなの党のマニフェストによれば、「具体的には東大民営化などを象徴事例とする。民営化することで、市場のニーズにあった大学を作る」「これ(現状)では、実務家が大学教育を行えない。大学は、最高のサービス産業であるという認識が必要だ」と述べています。
また、民主党菅内閣は、6月に「財政運営戦略」を閣議決定しましたが、それを試算すると「国立大学法人運営費交付金」の削減額は約927億円(7月8日産経新聞)だというのです。この7年間の削減額830億円ですら大変な事態だというのにそれを遙かに上回る。これは学費でまかなうなら一人あたり23万円の学費増額です。研究経費なら32%減。さらに特定大学の交付停止で対応すれば「大阪大学と九州大学の2大学を消滅させるか、地方大学や小規模大学27大学をなくさざるを得ない規模」だそうです。
また、就職留年は7万9000人、大卒予定7人に1人(読売7月6日)にまでのぼり、超高額な学費を巻き上げられるのに、職が見つかるまでは卒業もできない。卒業者を含めると11万人が就職浪人。卒業予定者57万人に対して5人に1人が就職できていない計算に。どれだけの学生の未来が奪われているのか。
「国家の危機」が叫ばれ、教育がとことん営利化される。その「危機」はそもそも誰が作ったのかは問題にならず損失は社会化されているが、他方、法人税の減税などあらゆる手段を使って企業は優遇され、利益は私物化されている。いったい何十兆円の金が金融市場につぎ込まれてきたのか。こんな連中の「ニーズ」に応える「サービス産業」になることが教育の役割なのか!?
今こそ学生は政治を取り戻そう!
7月11日は参院選の選挙でした。総務省によれば、選挙とは「私たちの代表を選び、私たちの意見を政治に反映させる」「国民が政治に参加し、主権者としてその意思を政治に反映させることのできる最も重要かつ基本的な機会」と言われている。
しかし、どうでしょうか? 昨年8・30衆院選で自民党政権が倒され、民主党政権が新たに発足しましたが、私たちの意志は反映されたでしょうか? 事実は明確です。普天間問題で明らかなように、私たちの意志は裏切られました。その中で、沖縄の10万人にも迫る県民大会、普天間包囲行動で鳩山政権はうち倒されました。この行動にも多くの学生が参加しています。いまや、一票などという枠を取っ払って、自らが政治を奪還していく以外に、この社会はよくならないと言うことが明確になりました。
参院選でも結局、民主も、自民も、みんなの党も勝たなかった。「こんな連中の誰にも権力を渡すことなんてできない」というのが学生、労働者の声です。時代は、学生が政治を直接にとり戻すことをこそ求めています。
大学から社会を変えよう! 大学を学生の手に奪還しよう!
京都大学をはじめとした全ての大学を、未来の代表者である学生の手に奪還したい。それこそが、学生自治の復権であり、時代が私たちに求める要請です。
そこで、私たちは学生自治の復権に向けて2つの具体的方針を提起します。
一つは対当局行動。大学当局はあらゆる事を通して学生から決定権を奪い、「決定権は大学にある」といながら、大学と教育を私物化しようとしています。これに対し、ストライキをやりたい、総長団交をやりたいという声が挙がっています。ならば、それをやりましょう。これまで述べてきた新自由主義大学の現実は、この京都大学で起きていると同時に、あらゆる大学で起きています。京大から学生自治を復権し、全国の学生を牽引していくことも展望していきたい。
もう一つは自治講座。問題は、学問の担い手である学生の能動性、積極性、主体性が発揮されるかどうかです。自分で創ってこそ大学は面白い。出欠を取り、単位をぶら下げないと学生を集められない授業の支配をうち破り、学生の積極的行動によってのみ成立する学問をうち立てたい。
これら行動を通してこそ、学生は奪われてきた決定権を奪い返し、あるいは新たに取得し、学生自治をうち立てる主体へと飛躍することができます。
私たちは7月15日、大学奪還学生行動を正式に旗揚げしたいと思います。「大学を、教育を、自らの手に取り戻して、面白くする」このことに興味を持つ全ての学友に、共に大学奪還行動に参加しようと呼びかけます!
ビラのダウンロードはこちら
この度、その呼びかけ文が完成しましたので、紹介させていただきます。
7月15日は、みなさんこぞって文学部新館第一講義室へご参集いただき、ともに大学を奪還していきましょう!
大学奪還学生行動呼びかけ文
(1)今、大学がおもしろくない!
京大生のみなさん、授業、楽しいですか?
必修科目の一般教養、落とすわけにいかない語学、欠席は年に三回まで、単位のための試験・レポート・・・
カリキュラムに組み込まれれば組み込まれるほど、内容が空洞化され求心力を失っていく授業。出欠とるなんて考えられなかった、なんて逸話はどこへやら、いまやきっちり出欠をとって単位取得の条件を厳しくしないことには、学生を集められないほどです。
加えて、授業料は値上げ、休学の条件は厳しくなり、授業の二重登録は禁止・・・、知らない間に色々なことが勝手に決まっている。サークルや寮、学祭などにも大学当局が何かと干渉してきています。最近では法経本館地下のピロティ入り口にカードキーが設置され、法学部生以外は入ることすらできなくなってしまいました。大学当局よ、学生を管理や規制で締め上げるのが楽しいのですか?
かくいう次第でこの度、私たちはこのおもしろくもない大学をおもしろく変えたいという思いで行動を開始することにしました。そして、おそらく大勢いるであろう思いを同じくする学生の皆さんに、一緒に大学を変えようと呼びかけます。