いまさらですが、赤テントはただいまリフォーム中です。
つきましてはゴーヤのグリーンカーテンはグラウンドのフェンスに移動しております。
ボヘミアンに勝手に連帯!
さて、夏合宿報告の後半です。
今回、大学奪還実は、大学を奪還するということは、すなわち学生が政治をとりもどすこと、政治闘争に決起することであると提起しました。
そして、大学がつまらないのは理論と実践が乖離しているからであり、大学奪還行動は、理論と実践の融合として勝ち取られなければならないという提起でした。
学生が政治をとりもどすということは、学生が自分を社会のなかに位置づけることだと思います。
つまり、今、大学そして学生はとことん政治から疎外され、社会から切り離されています。
大学は世間から離れたユートピアのようなところで、学生は世間しらず。四年間安穏とすごしたあとは、卒業してやっと社会に出る(=賃労働をする)ことになる・・・
果たして本当にそうでしょうか?
私はそうは思いません。合宿の「大学論」で明らかにされたとおり、大学は社会的な機関であり、社会と切り離せるものではありません。学生だって同じです。
それなのに、大学や学生はとことん政治から社会から切り離され、貶められている。
だからこそ、本来、社会の発展と切り離されないはずの学問全般が「金になるか、ならないか」で選別される。
就職活動がうまくいかないとき、学生が、「自分は社会に必要のない人間なのか」と思わされ、追いつめられる。こんな許しがたい現状があるのではないでしょうか。
この現状を打ち破る鍵は、やはり学生が政治をとりもどすことです。
大学が、そして自分たち学生が社会の発展を担い、未来を担う存在であるとはっきりさせることです。
それにはまず理論が必要です。大学が社会的な機関であり、学生は社会を変革することができるということ、これを自治講座をはじめとして理論として身につける必要があります。
しかし理論を理論として身に付けただけでは何も変わりません。それでは今の大学の授業でやっていることと変わらないのです。
では実践とはなにか。
実際に学生が社会を変革する主体として立ち上がること。つまり、全学連大会に結集すること、そして11月集会派として民主党菅政権の「新成長戦略」と対決する勢力として立ち上がることです。
学生が自分を社会のなかに位置づけ、社会を変革する主体として立ち上がり、自らの手で未来を切り開くこと。これこそが、このつまらない大学をおもしろくし、疎外された社会をとりもどすことになるのではないでしょうか。
と、いうわけで、大学奪還学生行動、後期からもこんな感じで行きますよ。
一緒に大学奪還してくれる同志を、大大大募集中です!
次回の大学奪還実行委員会は、9月20日(月・祝)18時!場所は未定につき、お待ちください♪