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[ 2024/11/22 18:49 | ]
10.1 反原発熊取現地行動 総括
今回の10・1反原発行動で明らかになったことは、大学側は「年間100ミリシーベルトまで大丈夫」と叫ぶ島田義也を呼ぶのにもはや何の迷いも持っていないということです。福島の放射線被曝がこれだけ深刻な状態になっている中で、この講演会を開くことがどれほどの人民を愚弄することになるのか、気にもしていないわけです。
「科学者は感情的になってはいけない」「科学に100%はないので、島田さんの話が完全に誤っているわけではない」福島の子どもの4割が鼻血や倦怠感など、放射線被曝に特有の症状が表れている中で、ナに観念的な話をしているのかって言う話です。あなたたちに人の命を思う心はないのか!
「講演会には一般人しか入れない。デモをやって講演会を混乱に陥らせる可能性がある人は入場禁止」
反対意見を持っている人たちだって一般人のはずです。反対意見を持っている人が入れないような講演ならはじめからやる必要なんかないはずです。

弾劾したい部分は探せばまだまだありますが、もっとも注視すべき点は、今回の講演会をめぐる大学当局の策動は明確な自治破壊であったということです。自治とは学問を抑圧する存在に対して闘うことを意味しますが、法人化以降ますます資本と一体化して行く大学が、体裁に構わず、マネー・研究ポストのために、利用できるものは利用しつくす、その態度を明確に示したということです。例えデマを流す御用学者であっても利用し、利用される関係をつくるわけです。そして、それに反対する勢力は警察を使ってでも排除する、そういう方向に京大も転換してきているのです。

島田義也が所属する放医研は政府の原発安全キャンペーンを行うスピーカー団体です。野田政権による大学の位置付けも注視する必要があります。

けれど、人間の力をなめてもらっちゃ困ります。9月19日の東京反原発6万人デモを筆頭に、世の中は連日デモの嵐です。デマ宣伝・暴力では解決できない所まで、時代は進んできています。社会を本当に変えたいと願う人民と、政府・資本との力関係が転換し始めているのです。

今回の行動により、大学当局が学生のために、社会のために行動していない一端が暴かれています。
全学生の主体的な議論・行動で、腐敗した大学の決定をストップさせ、大学の決定権をどんどん奪い返していきましょう。
その中でこそ、学生自治会は復権できると思います。

それぞれが大学の自治破壊についてクラスで討論して、10.17の京大集会にぜひ参加しよう!子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの人の講演と、この間の自治運動の総括があります。詳しい内容、場所と日時は決まり次第報告します。
この集会をやりぬいて次は10.21福島現地行動です!福島で原発安全キャンペーンを行っている御用学者にすっかり恥をかかせて、福島から、ひいてはあらゆる大学から追い出しましょう!

そして何より11月6日は東京日比谷で反原発・反失業の労働者総決起集会があります。
大学自治を担う学生の隊列で参加しよう!社会を変える力をこの手に!!
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[ 2011/10/03 01:31 | Comments(0) | TrackBack() | キャンパス ]

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